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肌のバリア機能を回復するスキンケア方法!おすすめの化粧水もご紹介!

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2023.06.29公開

潤いを保ち、しっとりした肌は”バリア機能”が働いているからです。バリア機能が低下することで、肌がピリピリする敏感肌になってしまったり、ニキビなどの肌荒れも起こしてしまいます。

ここでは美肌のために重要なバリア機能がどのようなものなのか、なぜ機能が低下してしまうのか、バリア機能を回復させる方法について解説していきます。オススメの化粧水もご紹介しますので、敏感肌にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

肌のバリア機能とは?

肌のバリア機能とは、外部からの刺激に対して肌を守る機能のことです。肌は表皮・真皮・皮下組織の3層からなり、そのうちの表皮はさらに角質層・顆粒層・有棘層・基底層の4層からなっています。バリア機能はその中の角質層で働く機能です。

バリア機能は主に下記の3つの機能によって成り立っています。

  • 皮脂膜
  • 天然保湿因子(NMF)
  • 細胞間脂質

 

皮脂膜

皮脂膜は皮脂腺から皮脂を、汗腺から汗を分泌しています。皮脂と汗が混ざることで保護膜となり、肌の潤いを保つ役割を果たしています。乾燥や摩擦、外部からの細菌なども皮脂膜によって防いでくれます。

天然保湿因子(NMF)

天然保湿因子はナチュラル モイスチュアライジング ファクター(Natural Moisturizing Factor)の略で、肌の潤いを維持する成分の総称です。
具体的には、アミンさん類や乳酸、尿素、クエン酸、ピロリドンカルボン酸などを指します。各成分が水分を保つことで、肌の潤いが維持されます。

細胞間脂質

細胞間脂質は名前の通り、角質層にある細胞の間にある脂質で、いくつかの成分の総称を指します。成分はコレステロールやセラミド、脂肪酸などで、大部分をセラミドが占めています。イメージ的にはスポンジのようなもので、角質層の水分を逃がさないようにする機能を持ちます。
なお、ここでの”水分”というのは油溶性のもので、天然保湿因子と併せて水溶性・油溶性の水分を逃がさないようにしています。

バリア機能が低下する原因4つ

美肌にはバリア機能が正常に働いていることが必要不可欠ですが、どのような原因で機能が低下してしまうのでしょうか。
ここではバリア機能が低下するよくある原因を4つご紹介していきます。自身の生活にどれくらい当てはまっているか確認してみてください。

ターンオーバーの乱れ

肌が新しい肌に生まれ変わる周期をターンオーバーと呼びますが、その周期が乱れてしまうことでバリア機能が低下してしまいます。睡眠不足や偏った食生活、ストレス、飲酒喫煙など様々なことでターンオーバーが乱れます。加えて、加齢によっても乱れやすいため、歳を重ねるごとに肌質が変化してしまうのもそのためです。
ターンオーバーの詳細については、下記をご覧ください。

肌のターンオーバーとは?乱れを整えて健康な肌を手に入れる方法

間違ったスキンケア

肌のために行っているスキンケアでも、やり方を間違えてしまうとバリア機能を低下させる原因となってしまいます。
よくある例として、肌を強く擦るように洗顔したり、強力なクレンジング剤を使用することが挙げられます。

乾燥

肌の角質層は乾燥から守る役割がありますが、冬の乾燥した空気や冷暖房をガンガン使用している場合は守り切れず、機能が低下してしまうことがあります。
角質層の水分を奪い、肌がどんどん乾燥していってしまいます。

外部からの刺激

外部からの刺激を防ぐ機能ですが、強い刺激には時に耐えられず、機能が低下してしまうこともあります。紫外線や花粉、ほこりなど様々です。
人それぞれで許容量は異なりますが、しっかり対策しておく必要があります。また、加齢によって許容量も衰えてくるため、歳を重ねるほど注意が必要です。

バリア機能を回復させる方法4選

低下してしまったバリア機能を回復させるには、どのような方法があるのでしょか。
ここからはバリア機能の回復に効果的な方法を4つご紹介していきます。

万全な保湿対策

肌をしっかりと保湿することでバリア機能の回復を促進させます。前述したように、肌は水溶性と油溶性の水分によって潤いが保たれるため、化粧水や乳液、オイル、クリームなどで肌の保湿を習慣化しましょう。
オススメの化粧水は後ほどご紹介します。

肌に合った正しいスキンケア

自身の肌に合った正しいスキンケアを行うようにすることでバリア機能を回復しましょう。

乾燥肌の方は低刺激でたくさん保湿するようにしましょう。
オイリー肌の人はゴシゴシと擦り過ぎることには注意し、油分が適度に残るようにした上で保湿しましょう。
洗顔の仕方にも注意し、しっかりと泡を立ててから優しく洗顔するなど工夫しましょう。正しいスキンケア方法については、下記の記事で解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。

美肌の定義や条件とは?美肌になるための習慣やスキンケアについて詳しく解説!

バリア機能を高める栄養素を摂取する

バリア機能を高める栄養素を食事で摂取するのも1つの方法です。
牛肉や鶏肉、魚、豚肉など、皮膚の生成を促進する動物性タンパク質。
卵や牛乳、レバーなど、角質層の皮脂腺と汗腺の機能を維持するビタミンA。
ナッツ類やアボカド、ほうれん草など、ターンオーバーの周期を整えるビタミンE。

これらの栄養素を含んだものを食事に摂り入れるようにしましょう。

生活の中でできる対策

外部からの刺激では、特に紫外線から影響を受けてしまう場合が多いでしょう。外出の際は紫外線対策で日焼け止めを活用し、日傘や帽子の使用なども効果的です。
また、日々の生活習慣が乱れていると肌にも影響が出てしまうため、生活も見直すことも必要です。睡眠時間も7時間程度は確保し、バランスの良い食事を摂り、精神的なストレスがかからないように生活するようにしましょう。

オススメの化粧水をご紹介!

バリア機能を回復させる方法について解説しましたが、オススメの化粧水やオイルをご紹介します。

AP LOTION SQ

AP LOTION SQ

AP LOTION SQは超軟水の温泉水を利用した化粧水です。肌の吸着性の高いアルギニンを配合しているほか、11種の植物エキスによって肌を乾燥や細菌から守ります。肌荒れにも効果が期待できる天然スパ化粧水となっています。
AP LOTION SQについて、詳細は下記をご覧ください。

AP LOTION SQ(エーピーローションエスキュー)

PURE ESSENCE OIL

PURE ESSENCE OIL

化粧水ではありませんが、ECOCERTと呼ばれる世界基準のオーガニック原料をベースに開発したPURE ESSENCE OILもオススメです。バリア機能の役割を担う皮膚膜と同じ成分を配合しているため、バリア機能の回復にも効果を発揮します。
PURE ESSENCE OILについて、詳細は下記をご覧ください。

PURE ESSENCE OIL(ピュアエッセンスオイル)

肌のバリア機能を意識して美肌に!

肌のバリア機能について、役割や低下してしまう原因、回復するための方法について解説してきました。肌の仕組みを理解して、適切なケアを行うことで、美しい肌を保つようにしましょう。

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コスメティックラボIBC 伏見 健一

この記事の監修者

コスメティックラボIBC 伏見健一

Premushブランドを立ち上げたコスメティックラボIBC(IBC株式会社)の代表をしています。美容師の経験を経て、化粧品業界で長年研究を重ねてきました。本サイトではヘアケアやスキンケアに関する様々な情報を発信するとともに、Premushブランドのエイジングケア商品を提供しています。

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