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シャンプーの選び方のコツ!髪質・肌質・お悩みに合わせて解説!

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2023.06.29公開

シャンプーは多くのメーカーから様々な効果が得られるとして販売されています。いつも同じ物を手に取る人が大半ですが、はたしてそれは自分に合っているシャンプーなのでしょうか。

ここでは、シャンプーの種類やどのような効果があるのかなど、シャンプーを選ぶ際に知っておくべきことを解説していきます。髪や頭皮のトラブルがある方で、シャンプーの選び方でお悩み解決の糸口になることでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

シャンプーの効果・役割

そもそもシャンプーとはどのような効果や役割があるのでしょうか。具体的には下記のとおりです。

  • 髪に付着した花粉やほこりなどの汚れをキレイにする
  • 髪に栄養を届け、保湿やダメージの補修を行う
  • 頭皮の毛穴に詰まった皮脂や汚れをキレイにする (一部の商品)

上記がシャンプーの中心的な効果・役割になります。”洗浄”が中心ですが、補助的な役割として髪に香りをつける、色素を加えるなどの効果を持つシャンプーも存在します。ただ、どのシャンプーにおいても”洗浄”が主であることには違いありません。

シャンプーの種類

頭皮や髪を洗浄するために、シャンプーには様々な洗浄成分が含まれています。成分によってシャンプーの種類も異なります。
成分を大きく分けると下記のようになります。

  • アミノ酸系
  • 高級アルコール系
  • 石鹸系

それぞれについて詳しく解説していきます。

アミノ酸系

アミノ酸系の洗浄成分を含んだシャンプーでは、洗浄力は他の種類の洗浄成分よりも低いものの、頭皮や髪に必要以上に刺激を与えることはありません。そのため、シャンプーの刺激が強い、頭皮や髪質にトラブルを抱えている方に合っていると言えます。

髪のキューティクルは酸性に傾くとキューティクルが締まり、なめらかになります。反対にアルカリ性に傾くとキューティクルが開きギシギシした感じが出てしまいます。
アミノ酸系は弱酸性なので、髪がきしまず、潤いを与えることができます。
また、皮脂を洗浄しすぎないため、頭皮や髪の乾燥を防ぐ保湿効果があります。

アミノ酸系の中でも、グルタミン酸系、アラニン系、グリシン系など、含んでいる成分によって多少異なります。

高級アルコール系

”高級”というのは値段が高いということではなく、アルコールの分子が大きいことを示しています。市販されている多くのシャンプーがこの高級アルコール系に当てはまり、泡立ちが良く洗いやすいことが特徴です。値段も手ごろで、多くの方が使っているシャンプーと言えます。

洗浄力が高く、頭皮や髪がベタつく方にはおすすめです。ただ、必要以上に皮脂を洗い流してしまうため、敏感肌の方の使用は注意が必要です。

石鹸系

石鹸系のシャンプーは洗浄力が強く、特に皮脂などの油分に対しては効果的に洗い流すことが可能です。仕上がりもさっぱりとしています。また、石鹸系のシャンプーは皮膚科で処方されることもあるほど頭皮には優しいのが特徴です。

しかし、シャンプーをした仕上がりについては髪がきしむ感じが残り、石鹸のカスも残りやすいと言えます。そのため、シャンプーのあとにトリートメントでケアする方が多いです。
また、弱アルカリ性なので、肌質的に合わない方もいるので注意が必要です。

シャンプーの選び方

シャンプーに様々な種類が存在しますが、結局どのように選べば良いのでしょうか。ここでは、具体的なシャンプーの選び方を解説していきます。

髪質のタイプに応じて選ぶ

1つ目は髪質のタイプに応じてシャンプーを選ぶ方法です。髪質は大きく下記の通りに分類できます。

  • くせっ毛
  • 剛毛

 

くせっ毛

くせっ毛は生まれつきのものと、ダメージによりくせっ毛になってしまうという2パターンがあります。ここでは前者の生まれつきのくせっ毛に着目します。後者については後述しています。

生まれつきのくせっ毛は、毛穴の歪みや髪の吸水性に偏りがあることで発生するうねりなどが原因です。シャンプーでは根本的な解決にはなりませんが、くせっ毛を抑えることは可能です。
刺激が大きいと頭皮環境が悪化してしまうことがあるので、アミノ酸系の頭皮に優しいシャンプーの使用をおすすめします。また、保湿成分や補修成分が配合されたものも良いでしょう。

剛毛

くせっ毛と同様、剛毛にも生まれつきとダメージによるものの2パターンがあります。

前者の生まれつきによる剛毛については、アミノ酸系のもの、植物由来のオイルが配合されているもの、保湿成分を含んだものがオススメです。
これにより、剛毛でも髪が柔らかくなり、ごわごわする感じを軽減することが可能です。

頭皮を含む肌質に合わせて選ぶ

2つ目は肌質に応じてシャンプーを選ぶ方法です。肌質は大きく下記の通りに分類できます。

  • 乾燥肌
  • 敏感肌
  • オイリー肌

 

乾燥肌

頭皮が乾燥する方は、保湿成分のあるシャンプーがオススメです。肌への潤いをキープしてくれ、乾燥を防ぐことが可能です。
また、洗浄力が控えめで頭皮への刺激が易しいアミノ酸系のシャンプーも良いでしょう。必要以上に皮脂を洗浄しないため、頭皮環境が悪くなりにくいです。

敏感肌

頭皮が荒れやすい敏感肌の方には、頭皮への刺激が少ないアミノ酸系のシャンプーがオススメです。

スタイリング剤を使用している人は、洗浄力が高いものの刺激が少なめな石鹸系のシャンプーが良いと言えます。
石鹸系のシャンプーは弱アルカリ性なので、体質的に合わない場合は使用を控えましょう。

オイリー肌

べたべたするオイリー肌の方は洗浄力の高いシャンプーがオススメです。

頭皮トラブルがない方はラウレス系の成分が配合されている高級アルコールシャンプーが良いでしょう。さっぱりとした仕上がりで爽快感が得られやすいです。ただし、刺激が強い面や乾燥しやすい面があるので注意が必要です。

それらが気になる方は、石鹸系のシャンプーもオススメです。皮脂はしっかり落とすものの、頭皮への刺激は少ないタイプのシャンプーになります。

髪や頭皮の悩みに応じて選ぶ

3つ目は髪や頭皮の悩みに応じてシャンプーを選ぶ方法です。悩みは大きく下記の通りに分類できます。

  • ツヤが出ない
  • ボリュームが出ない
  • 髪がばさつく、ごわつく、くせっ毛(髪へのダメージ)
  • 白髪が目立つ
  • ハゲ・薄毛・細毛・抜け毛の状態
  • 髪や頭皮がべたつく
  • 頭皮がかゆい、フケが出る、乾燥する
  • 頭皮が臭い

 

ツヤが出ない

ツヤが出ない方は天然オイルを配合したシャンプーがオススメです。植物由来の天然オイルによってキューティクルを整えて、ツヤのあるしなやかな髪にします。

また、保湿成分が含まれているものや、刺激の少ないアミノ酸系のシャンプーが良いでしょう。洗浄力が強すぎると必要以上に皮脂を落としてしまうので注意が必要です。

ボリュームが出ない

髪がぺたんとなってしまい、ボリュームが出ないことでお悩みの方にはノンシリコンのシャンプーをオススメします。
シリコンは髪を守るコーティング剤が配合されているシャンプーになります。シリコンが配合されていると、頭皮にコーティング剤が残り、栄養が行き届きにくくなってしまうため、ボリュームが出にくくなってしまいます。しっかりと洗い流せば問題はありませんが、ボリュームでお悩みの方はノンシリコンをオススメします。

また、頭皮や髪に付着した汚れがぺたんこになってしまう原因となるため、しっかりと洗い流せる洗浄力の高いものを選ぶと良いでしょう。洗浄力が高いものは、刺激が強いものが多いため使用の際には注意しましょう。

髪がばさつく、ごわつく、くせっ毛(髪へのダメージ)

ヘアカラーやパーマによるケミカルダメージ、ヘアアイロンやドライヤーによる熱ダメージなど、後天性の髪へのダメージに対しては、髪を補修する成分が含まれているシャンプーがオススメです。
ヘアカラーやパーマで傷んでしまっている場合は加水分解ケラチンの含まれているもの、髪がばさつく感じの場合はセラミドの含まれているシャンプーが良いでしょう。
髪がごわつく感じの方はアミノ酸系のものがおすすめです。

人によって髪が何によってダメージを受けているのか異なるため、自分のダメージに応じたものを選ぶことが必要です。

白髪が目立つ

白髪でお悩みの方は、白髪染めシャンプーの使用も(一時的な効果ですが)良いでしょう。白髪染めシャンプーに使われる染料は髪や頭皮に負担をかけにくいものを使用されているものが多いです。
加えて、ツヤが出るようになったりもします。 通常のシャンプーではなく、”白髪染めシャンプー”として販売されているので、そちらを使用するようにしましょう。

特に通常のシャンプーの中でも高級アルコールシャンプーは刺激が強いので、使用には注意すると良いでしょう。

はげ・抜け毛・細毛・薄毛

はげ・抜け毛はシャンプーで直接的に改善することはできません。ただ、頭皮の環境を整えることで進行を遅らせることや予防することは可能です。低刺激なアミノ酸系のもの、保湿成分を含んだもの、無添加のものがオススメです。

”育毛シャンプー”として販売されているシャンプーも多く、それらは上記に当てはまるものが多いです。

髪や頭皮がべたつく

髪や頭皮のべたつきが気になる方は洗浄力の高い高級アルコールシャンプーがオススメです。高級アルコールシャンプーは刺激が強いため注意が必要です。
肌に合わない方は、刺激が少なく洗浄力の高い石鹸系のシャンプーが良いでしょう。髪がきしむ感じが残ってしまう場合はトリートメントも併せて行いましょう。

頭皮がかゆい、フケが出る、乾燥する

頭皮の痒みやフケ、乾燥は頭皮の環境にトラブルが生じている証拠です。このような方は、頭皮に負担をかけないアミノ酸系のシャンプーがオススメです。洗浄力が高すぎないので、必要以上に皮脂を洗い落とすのを防ぎ、頭皮環境の改善に繋がります。 また、植物性の天然オイルや保湿成分を配合していると尚良しです。

頭皮が臭い

頭皮の臭いにも加齢によるもの、洗い方や乾かし方が悪いもの、生活習慣など様々な原因がありますが、シャンプーを変えるだけでも十分に効果が期待できます。
皮脂を落とし過ぎないアミノ酸系や石鹸系のシャンプーがオススメです。皮脂を落とし過ぎると、皮脂の余剰分泌に繋がり、臭いの原因となってしまうためです。
他にも消臭・抗菌成分が配合されたものもあるので、成分を見て選ぶと良いでしょう。

IBC株式会社のおすすめシャンプーをご紹介!

IBC株式会社で開発したシャンプーをご紹介します。

SHIKONAEシャンプー

SHIKONASE

SHIKONASEシャンプーは、頭皮のターンオーバーに着目して開発したシャンプーです。皮膚疾患として利用されてきたシコンエキスと、ターンオーバーの促進を促すパパイン酵素を配合しています。頭皮のサビを抑制し、気になるニオイや加齢による頭皮環境の悪化を調整します。
シャンプーの他にも、トリートメントやローションもセットで提供しています。
SHIKONASEシャンプーについて、詳細は下記よりご覧ください。

SHIKONASE(シコナーゼ)

自分に合ったシャンプーを見つけよう!

シャンプーの選び方について、シャンプーの種類から髪質や肌質、お悩みごとにシャンプーの選び方を解説してきました。
頭皮や髪は老いていくものです。値段が安いから…などと決めるのではなく、今の自分に合ったシャンプーを見つけられるように工夫してみましょう。

IBC株式会社では、髪や頭皮のケアに有効な商品を開発しています。もともとサロン専売品として取り扱っているものを、一般の方の手に届くように販売しておりますので、ぜひご覧ください。

コスメティックラボIBC 伏見 健一

この記事の監修者

コスメティックラボIBC 伏見健一

Premushブランドを立ち上げたコスメティックラボIBC(IBC株式会社)の代表をしています。美容師の経験を経て、化粧品業界で長年研究を重ねてきました。本サイトではヘアケアやスキンケアに関する様々な情報を発信するとともに、Premushブランドのエイジングケア商品を提供しています。

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