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美肌の定義や条件とは?美肌になるための習慣やスキンケアについて詳しく解説!

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2023.06.29公開

誰しも他者から「あの人は美肌だ…!」と思われたいものですよね。”美肌”とはいうものの、具体的にはどのような肌が美肌だと言えるのでしょうか。また、美肌はどうすれば手に入れられるのでしょうか。

ここでは、美肌の定義や条件について解説します。また、美肌を手に入れるための生活や食事などの習慣、スキンケアについて詳しく解説していきます。美肌になるための基礎知識を理解し、ぜひ実践してみてください。

美肌の条件や定義は?

そもそも美肌とは、ニキビや乾燥など肌トラブルがなく、健康的で美しい肌であることです。この”健康的で美しい肌”というのは、潤い・なめらかさ・ハリ・弾力・血色・ツヤのある肌です。 美容業界では「うなはだけつ」という言葉があり、前述した潤い・なめらかさ・ハリ・弾力・血色・ツヤの頭文字から取っています。

なので、皺やシミなど年齢によってどうしても出てしまうものがあった場合でも、上記の「うなはだけつ」を満たしていれば”美肌”といっても差し支えないでしょう。

とはいえ、人によって”美肌”という言葉からイメージするものが異なるため、絶対的に「美肌はこんな肌です」と定義づけることは難しいと言えます。

肌のメカニズムを理解しよう

肌のメカニズムを理解しよう

美肌へ近づくためにも、まずは肌のメカニズムを理解しておきましょう。 まず、皮膚は表面から0.2mmほどの表皮で、その下に真皮、さらにその下に皮下組織という3つの階層から成っています。

表皮は外面に最も近い順に角層、顆粒層、有棘層、基底層の4層に分かれています。外部からの刺激や異物などをブロックし、体内の水分が逃げてしまうことを防ぐ役割を持ちます。これを”バリア機能”と呼び、美肌に大きく関係するのでぜひ覚えておきましょう。

真皮のほとんどはコラーゲンでできています。それに加えて、肌にハリや弾力を与えるエラスチンという物質と、コラーゲンとエラスチンの間でクッションとなるヒアルロン酸で構成されています。これらが正常に機能することで、肌にハリや弾力を与えます。

皮下組織では、表皮や真皮を通して伝わった外部刺激を和らげ、断熱や蓄熱といった保温機能の役割を果たします。加えて、エネルギーを脂肪として蓄える働きをします。

これらによって皮膚が構成されています。少々難しい内容ですが、ぜひ覚えておきましょう。

※肌の仕組みについてコラムを執筆し、この内容をそのコラムに移管してリンクさせるようにする

美肌になるための7つの習慣

美肌になるためには、具体的に何をすればよいのでしょうか? ここからはどのような習慣を身に付ければ良いか解説していきます。

栄養を意識したバランスの良い食事

人間の食事において5大栄養素と呼ばれる糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂ることが大切です。

  • 主食として、ご飯、パンなどの炭水化物や穀類
  • 主菜として、肉、魚、大豆などの良質なタンパク質
  • 副菜汁物として、野菜、海藻、きのこ類

上記は世界的にも「健康的な食生活を支える栄養バランスである」と認められている和食の一汁三菜です。
これが和食の基本であり、日々の食生活で意識するようにしましょう。他には、食品を赤・黄・緑の3色に分類した三色食品群を意識して食事をすることも大切です。

ビタミン群の積極的な摂取

ビタミンは水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの2つに分かれ、そこからさらに様々な種類のビタミンに分かれています。 数あるビタミンの中でも、美肌のために必要になるのは下記のビタミンになります。

  • ビタミンB3
  • ビタミンB5
  • ビタミンB6
  • ビタミンC
  • ビタミンE

ビタミンB3は「ナイアシン」と呼ばれることもあり、皮膚や粘膜の健康を維持し、乾燥肌やオイリー肌など様々な肌タイプの人に良い影響を与えるビタミンです。赤身の肉、魚、ナッツや豆製品に含まれます。

ビタミンB5は「パントテン酸」と呼ばれることもあり、コラーゲンをつくるビタミンCの働きを助ける役割を持っています。肉、魚、きのこ、乳類など多くの食品に含まれており、鶏ささみ、イワシ、サケ、納豆などに多く含まれています。

ビタミンB6は肌の素となるタンパク質をつくり、皮脂分泌をコントロールします。ニキビ対策にも一役買っているビタミンです。

ビタミンCは日焼けによるシミの原因となるメラニン色素を抑える働きがあります。また、コラーゲンの生成促進に貢献しており、肌にダメージを与える活性酸素も抑制する”抗酸化作用”があります。ビタミンCは野菜や果物に多く含まれており、美肌効果が大きいと言われています。例として、赤ピーマンや黄ピーマン、ブロッコリー、イチゴ、レモンなどの食物が挙げられます。

ビタミンEはビタミンCと同じく抗酸化作用を持ち、肌のバリア機能が弱っている場合は、修復も行ってくれます。ビタミンEやビタミンCは様々な食物に含まれていますが、アーモンド、ほうれん草、すじこ、ツナ缶の含有量は高いようです。

ビタミンを意識した食事が難しければ、サプリメントで補給するのもおすすめです。

1日3食の食生活

ダイエットのために食事を抜く人もいるかもしれませんが、美肌のためには毎日3食を決まった時間に食べることが望ましいです。
特に朝食は活性化や血行を促し、体のリズムを整えます。昼食は日中のエネルギーを蓄えるため、しっかりと食べることが望ましいです。
ダイエットをしている場合は、夜の食事を調整するのが良いでしょう。過度なダイエットは体に負担をかけるので無理せずに行うことが大切です。

万全な紫外線対策

紫外線(UV)は肌の天敵です。紫外線を浴びることで、肌がダメージを受け、乾燥したり、黒くなったり、シワやたるみ、そばかすの原因になります。

日頃から紫外線対策を行うことが重要で、きちんと日焼け止めを塗って出かけるように心がけましょう。 また、帽子をかぶる、日傘を差す、日陰を歩くようにする、ストールを身に着けるなど「日焼け止めを塗ればOK」とは思わないようにしましょう。日頃の行動から注意するように心がけましょう。

こまめな水分補給

水分補給は肌にも大きく関係してきます。身体の水分が不足することで、それを補おうと肌が乾燥してきます。
水分不足により、血中の水分濃度が低下して肌荒れも引き起こしやすくなります。

これらを防ぐために、こまめな水分補給は欠かせません。1日に補給すべき水分の目安としては、1.55~2.0L程度を摂取するようにしましょう。
それも一度にがぶ飲みするのではなくこまめに補給し、飲み物もミネラルウォーターや白湯、炭酸水などがおすすめです。糖分の多いジュースやカフェインを含むコーヒーは正しい水分補給にならないため注意が必要です。

ブルーライト対策

ブルーライトとは、人が目で見える光の中に含まれており、紫外線に次いで波長が短く、目の奥まで届く刺激の強いエネルギーを持つ光です。
具体的には、パソコンやスマホからの光が当てはまります。これにより肌は酸化ストレスを受け、肌荒れを引き起す物質”過酸化脂質”が増加します。
対策としては、日頃からブルーライトカットメガネを着用したり、スマホを寝る直前まで使用することは控えたほうが良いでしょう。

睡眠時間の確保

睡眠も肌と密接に関係してきます。就寝から3時間程度で成長ホルモンと呼ばれるホルモンが分泌されます。この成長ホルモンがターンオーバーを促進させます。

ターンオーバーとは、4層に分かれている表皮の奥にある細胞が分裂して、段々と外側の層へ押し上げられ、皮膚の細胞が生まれ変わる現象のことです。これが適切に行われることで、美肌の素となります。 睡眠の乱れにより、成長ホルモンが分泌されにくくなり、ターンオーバーも乱れ、肌も荒れてしまいます。

成長ホルモンの分泌を乱さないために、毎日十分な睡眠を取る必要があります。睡眠時間の目安は7時間程度とされています。成長ホルモンが最も分泌されるのは22時~2時の時間帯といわれていますが、昨今の研究によっては、就寝から3時間後にゴールデンタイムと呼ばれる成長ホルモンの分泌が促進される時間になるなど様々な研究結果があります。

ここで言えることは、自分の生活にあった睡眠サイクルを確保するようにし、十分な睡眠時間を確保することが大切であるということです。

 

美肌になるためのスキンケア方法

ここからは美肌になるための基本的なスキンケア方法について解説していきます。下記のスキンケアを欠かさず行うことが美肌への近道です。

  • クレンジングでしっかり化粧を落とす
  • 優しく洗顔する
  • 化粧水で肌に潤いを与える
  • 乳液や美容液で保湿力を高める
  • 時にはフェイスパックでケアを

これらに関して、詳細を解説していきます。

クレンジングでしっかりメイクを落とす

化粧品には界面活性剤や防腐剤など、肌に負担のかかる成分が含まれています。 メイクをしたら、必ずクレンジングでメイクを落とすようにしましょう。
ゴシゴシとこするようにしてクレンジングすると、肌の角層が傷ついてしまうため、丁寧に行うようにしましょう。

優しく洗顔する

クレンジングと同様、洗顔もこすると肌へダメージを与えてしまいます。
両手で顔を優しく覆うようにして洗顔しましょう。 洗顔料は泡を立てるようにして、古くなった角質や皮脂の汚れを泡と絡めて落とすようにします。
洗い流す際は肌に負担をかけないよう、また、洗い残しがないよう、髪の生え際や耳の前などを丁寧にすすぎましょう。

化粧水で肌に潤いを与える

洗顔後はすぐにタオルで顔についている水滴をやさしく拭き取り、化粧水で保湿するようにしましょう。
洗顔した直後から肌は乾燥していくので、化粧水を使って潤いを与えましょう。
両手に化粧水を広げ、それを顔全体に塗っていきます。これも顔を覆うようにしてこすらないように気をつけましょう。

化粧水の効果的な付け方については、下記の記事を参考にしてみてください。

化粧水はいつ使う?適切なタイミングと正しい使い方を解説!

乳液や美容液で保湿力を高める

せっかく化粧水を使っても、そのまま放置しておくと水分は失われていきます。
化粧水の水分をそのまま閉じ込めるためにも、乳液や美容液などを使って保湿力を高めましょう。
これにより、肌のバリア機能を高められます。オーガニックオイルや保湿クリームも効果的です。

時にはフェイスパックでケアを

毎日行う必要はありませんが、時にはフェイスパックでより丁寧にスキンケアする日も作ると良いでしょう。
フェイスパックは美容液をたっぷりと含んだものも多く、即効性もあり効果的です。
頻度の目安としては、週に1~2回程度で十分です。自分で使う曜日を決めるなどしてスキンケアしていきましょう。

適切なスキンケアと習慣作りを実践しよう!

美肌になるためにやるべき習慣やスキンケアの方法について解説してきました。あなたは毎日どれを実践できているでしょうか?
「これはできていないな…」という項目もあったはず。ぜひ、これからの生活に取り入れて、憧れの美肌を手に入れましょう。

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コスメティックラボIBC 伏見 健一

この記事の監修者

コスメティックラボIBC 伏見健一

Premushブランドを立ち上げたコスメティックラボIBC(IBC株式会社)の代表をしています。美容師の経験を経て、化粧品業界で長年研究を重ねてきました。本サイトではヘアケアやスキンケアに関する様々な情報を発信するとともに、Premushブランドのエイジングケア商品を提供しています。

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