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ヘアカラーでハゲる?薄毛や抜け毛との関係性、人体(頭皮や髪)への影響は?

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2023.06.26公開

昨今、オシャレやイメチェンといったらヘアカラーで見た目を変える方も多いでしょう。あなたもヘアカラーに興味を持ったことはありますよね?しかし、ヘアカラーが頭皮や髪にいろんな影響を与えることを知っていますか?

ここではヘアカラーの仕組みや種類について解説しています。また、ヘアカラーによってハゲるのか、薄毛や抜け毛になるのかといった影響についても解説しています。ぜひ参考にしてみて下さい。

ヘアカラーとは?仕組みについて

ヘアカラーとは、名前のとおり髪を着色、脱色させることを言います。オシャレをしたり、白髪を隠すためにヘアカラーを行う方が多いです。

ヘアカラーの仕組みの前に、髪について知っておきましょう。髪の外側を覆っている部分をキューティクルと言います。
キューティクルの役割は、外部からの刺激などから、内部の水分やタンパク質を失うのを防ぐことです。また、髪の毛の色はメラニン色素という成分の種類と量で決まるとされています。

ヘアカラー剤は、キューティクルやメラニン色素などといった髪の成分と化学反応を起こし、髪を着色、脱色するような薬剤が配合されたものです。
このような仕組みでヘアカラー剤を利用して髪を染めます。

ヘアカラーの種類

ヘアカラーと言っても、様々な種類が存在します。ここでは、主に使われている以下の4つの種類について紹介していきます。

  • ヘアカラー(永久染毛剤)
  • ヘアマニュキア(半永久染毛剤)
  • カラートリートメント(除染性染毛料)
  • ブリーチ(脱色剤)

 

ヘアカラー(永久染毛剤)

一般的にヘアカラーと聞いて思い浮かべるのは、ヘアカラー(永久染毛剤)なのではないでしょうか。
ヘアカラーは、髪の毛のキューティクルを開いて薬剤を流し、メラニン色素と薬剤の化学反応で色を抜き、そこに好みの色のカラー剤を入れて着色する方法です。

髪の毛の内部から染めるため、しっかりと浸透させることができ、2~3か月ほど持続します。
しかし、ヘアカラー剤は化学反応を起こさせるほど刺激が強く、髪に負担がかかります。頭皮に付着すると、人によってはアレルギー反応を起こしてしまう可能性もあるので注意が必要です。

ヘアマニキュア(半永久染毛剤)

ヘアマニキュア(半永久染毛剤)は、髪の表面をコーティングするように着色するカラーリングの方法です。
表面に着色するため、より彩度の高い色にすることができます。また、メラニン色素を脱色することがなく、髪へのダメージが小さくなるというメリットがあります。

その反面、ヘアマニキュアではメラニン色素は脱色されないので、黒髪の方はカラーリングする色が目立ちにくくなります。
さらに、ヘアカラーよりも色落ちがしやすいというデメリットもあります。

カラートリートメント(除染性染毛料)

カラートリートメント(除染性染毛料)とは、染料が入ったトリートメントのことです。
継続してカラートリートメントを使うことによって、徐々に髪の表面が着色されていきます。
着色能力は低いですが、トリートメントである分、他のカラーリング方法よりも髪へのダメージを抑えられます。

ブリーチ(脱色剤)

ブリーチ(脱色剤)は、メラニン色素を分解し、髪を脱色するカラーリング方法です。髪に使用するヘアカラー剤の中では、最も刺激の強いものになっています。
そのため、髪へのダメージが強く頭皮がヒリヒリする方も少なくありません。

ヘアカラーが髪や頭皮に及ぼす影響

主なヘアカラーの影響は下記の2つが挙げられます。

  • 髪質の悪化
  • 頭皮環境の悪化

これらが実際にどのような影響を及ぼすか、具体的に解説していきます。

髪質の悪化

ヘアカラーは、髪の毛を守る役割のあるキューティクルを強引に開き、内部に薬剤を流し込むため、髪質の悪化に繋がります。

キューティクルがダメージを受けると、髪の水分や必要な栄養素が内部から漏れ出てしまい、栄養不足になってしまうのです。
ダメージが蓄積されていくと、髪のハリやコシがなくなったり、髪が細くなったり、切れ毛になったりします。その結果、髪のボリュームが無くなり薄毛やハゲに見えてしまうこともあるでしょう。

頭皮環境の悪化

ヘアカラー剤が頭皮に付着してしまい、頭皮や毛穴に対して強い負担がかかり、炎症を起こす恐れがあります。

ブリーチをした時に、頭皮がピリピリするのが分かりやすい例です。
頭皮に薬剤が残ってしまうと、頭皮環境は悪化しやすいです。外部の刺激から頭皮を守るバリア機能が低下すると、頭皮が乾燥や炎症を引き起こしてしまいます。乾燥や炎症が起きると、バリア機能は頭皮の異常を検知して皮脂を過剰に分泌します。その結果、過剰な皮脂が毛穴詰まりの原因となり、薄毛・ハゲ・抜け毛に繋がってしまうのです。

ヘアカラーで薄毛・ハゲ・抜け毛は起こる?関係性は?

ヘアカラーは薄毛やハゲ、抜け毛の原因になるのでしょうか。結論としては、ヘアカラーをしたから薄毛になる、ハゲる、抜け毛になるということはありません。
しかし、前述したとおり、髪質や頭皮環境の悪化を引き起こす可能性があります。これにより、薄毛やハゲ、抜け毛に繋がるということは考えられ、間接的な原因にはなり得るのです。

もちろん、遺伝的な要因やホルモンバランスの乱れ、血行不良による栄養不足なども関係してきます。人によっては、そこまで悪影響を及ぼさない場合もあります。
一概に因果関係があると断言はできませんが、あくまで間接的に引き起こされてしまう可能性もあると覚えておきましょう。

ヘアカラーによる髪や頭皮へのダメージを抑えるには

オシャレのためにヘアカラーしたいものの、髪や頭皮へ悪影響は与えたくないものです。ヘアカラーをする際、ダメージを抑えるために意識すべき2つのポイントがあります。
ヘアカラーをする際はこれらを意識してみると良いでしょう。

自分でヘアカラーをしない

自分でヘアカラーをするのは手軽で簡単ですが、綺麗に染めることは至難の業です。また、ヘアカラー剤も頭皮に付きやすく、市販のカラー剤は刺激の強さも分かりにくいです。

美容院でヘアカラーをしてもらうと、自分でやるよりも仕上がりが綺麗にできます。美容師であれば、日々ヘアカラーもしているので薬剤も丁寧に落としてくれます。美容院によっては、あなたに合うヘアカラー剤を選んでもらうこともできるでしょう。

そのため、自分でヘアカラーをするのは控え、美容院へ行くべきだと言えます。

適切なヘアケアを行う

ヘアカラーをするとカラー剤が頭皮に残ってしまいます。どんなに気を付けてシャンプーをしても、残留ケミカルを全て落とすことは難しいでしょう。
ですので、その後のヘアケアが大事になってきます。詳しいヘアケアについては、これから解説していきます。

ヘアカラーを行ったらやるべきヘアケア方法

ヘアカラーをする際に、やるべきヘアケア方法を3つ紹介します。これまで何もしてこなかった方は、ぜひここで紹介するヘアケア方法を実践してみてください。既にヘアケアを行っている方も、やり方を見直すきっかけにしてみてください。

酵素ケアを行う

酵素ケアとは、酵素の力で頭皮環境を整えるヘアケア方法です。シャンプーの後に酵素ローションを塗布し、頭皮マッサージを行うように頭全体に浸透させるというものです。

酵素ケアによって頭皮環境を整えることで、頭皮に残った薬剤のほとんどを落とすことができ、髪へのダメージを防ぐことが可能です。
加えて、髪質改善の効果も期待できます。酵素ケアについては、下記の記事に詳しく書いてあるのでぜひご覧ください。

酵素で美しい髪と頭皮を保つ!酵素ケアの方法やおすすめされる理由

enz-SQ

enzSQ

酵素ケアにおすすめの酵素ローションが、IBC株式会社が開発した酵素ローション「enz-SQ」です。
enz-SQは、酵素の力で実年齢より若く見える頭をつくります。加齢により不足する酵素を外部から補い、頭皮の毛穴に詰まった老廃物(過酸化脂質)を洗い流し、残留ケミカルを除去します。
enz-SQについて、詳細は下記のページをご覧ください。

enz-SQ(エンザエスキュー)

トリートメントを使う

ヘアケアに欠かせないのがトリートメントです。トリートメントを使うことで、補修成分が髪内部に浸透します。外部から栄養を補うことで、髪質改善の効果が期待できます。

トリートメントには、洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントの2つがあります。また、様々な形状のトリートメントがあり、オイルやクリーム、ミスト、ミルクなどがあります。
どのようなトリートメントを選べば良いか迷ってしまいがちです。選び方については、下記の記事で詳しく解説しているので、こちらも合わせてご覧ください。

トリートメントの選び方!髪の悩み・成分・種類・の観点からご紹介!

MOIST PACK

MOIST PACK

ヘアカラー対策のトリートメントとして、ぜひ「MOIST PACK」をお試しください。

MOIST PACKは、スキンケアと同じグレードの乳液をベースにした保湿マッサージクリームです。
加齢により失われた水分保持機能を補い、うねりなどの髪質を改善します。毛母細胞を整え、頭皮のターンオーバーも促進します。
MOIST PACKについて、詳細は下記のページをご覧ください。

MOIST PACK(モイストパック)

ヘアカラー後の髪をケアするシャンプーを使う

市販のシャンプーの中には、ヘアカラー後に使うのに適したヘアケア用のシャンプーがあります。
ヘアケア用のシャンプーは、ヘアカラーで傷んでしまった髪に対し、髪の毛と同じ成分が配合されており、キューティクルを補修します。ヘアケアと同時に色落ちを軽減させる効果もあるシャンプーが開発されているのです。ヘアケア用のシャンプーの利用も検討してみましょう。

ヘアカラー以外のカラーリングも検討しよう

前述したとおり、ヘアカラーよりもヘアマニュキアやカラートリートメントの方が、髪や頭皮への負担が少ないです。
髪に気を遣っている方、ダメージをなるべく抑えたいという方は、ヘアマニュキアやカラートリートメントを検討してみるのも良いでしょう。

ヘアカラーのリスクを理解してヘアケアを徹底しよう

ヘアカラーとは何か、薄毛や抜け毛、ハゲとの関係性について解説してきました。ヘアカラーで直接的に、薄毛や抜け毛、ハゲに繋がることはありませんが、髪や頭皮にダメージを与え、間接的な原因になりかねません。
ヘアカラーが及ぼす影響を理解し、正しいヘアケアを行うのが大切です。ヘアカラー以外のカラーリングも検討し楽しくおしゃれなヘアカラー生活を楽しみましょう。

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コスメティックラボIBC 伏見 健一

この記事の監修者

コスメティックラボIBC 伏見健一

Premushブランドを立ち上げたコスメティックラボIBC(IBC株式会社)の代表をしています。美容師の経験を経て、化粧品業界で長年研究を重ねてきました。本サイトではヘアケアやスキンケアに関する様々な情報を発信するとともに、Premushブランドのエイジングケア商品を提供しています。

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