ヘアカラーでハゲる?薄毛や抜け毛との関係性、人体(頭皮や髪)への影響は?
昨今、オシャレやイメチェンといったらヘアカラーで見た目を変える方も多いでしょう。あなたもヘアカラーに興味を持ったことはありますよね?しかし、ヘアカラーが頭皮や髪にいろんな影響を与えることを知っていますか?
ここではヘアカラーの仕組みや種類について解説しています。また、ヘアカラーによってハゲるのか、薄毛や抜け毛になるのかといった影響についても解説しています。ぜひ参考にしてみて下さい。
目次 [閉じる]
ヘアカラーとは?仕組みについて
ヘアカラーとは、名前のとおり髪を着色、脱色させることを言います。オシャレをしたり、白髪を隠すためにヘアカラーを行う方が多いです。
ヘアカラーの仕組みの前に、髪について知っておきましょう。髪の外側を覆っている部分をキューティクルと言います。
キューティクルの役割は、外部からの刺激などから、内部の水分やタンパク質を失うのを防ぐことです。また、髪の毛の色はメラニン色素という成分の種類と量で決まるとされています。
ヘアカラー剤は、キューティクルやメラニン色素などといった髪の成分と化学反応を起こし、髪を着色、脱色するような薬剤が配合されたものです。
このような仕組みでヘアカラー剤を利用して髪を染めます。
ヘアカラーの種類
ヘアカラーと言っても、様々な種類が存在します。ここでは、主に使われている以下の4つの種類について紹介していきます。
- ヘアカラー(永久染毛剤)
- ヘアマニュキア(半永久染毛剤)
- カラートリートメント(除染性染毛料)
- ブリーチ(脱色剤)
ヘアカラー(永久染毛剤)
一般的にヘアカラーと聞いて思い浮かべるのは、ヘアカラー(永久染毛剤)なのではないでしょうか。
ヘアカラーは、髪の毛のキューティクルを開いて薬剤を流し、メラニン色素と薬剤の化学反応で色を抜き、そこに好みの色のカラー剤を入れて着色する方法です。
髪の毛の内部から染めるため、しっかりと浸透させることができ、2~3か月ほど持続します。
しかし、ヘアカラー剤は化学反応を起こさせるほど刺激が強く、髪に負担がかかります。頭皮に付着すると、人によってはアレルギー反応を起こしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
ヘアマニキュア(半永久染毛剤)
ヘアマニキュア(半永久染毛剤)は、髪の表面をコーティングするように着色するカラーリングの方法です。
表面に着色するため、より彩度の高い色にすることができます。また、メラニン色素を脱色することがなく、髪へのダメージが小さくなるというメリットがあります。
その反面、ヘアマニキュアではメラニン色素は脱色されないので、黒髪の方はカラーリングする色が目立ちにくくなります。
さらに、ヘアカラーよりも色落ちがしやすいというデメリットもあります。
カラートリートメント(除染性染毛料)
カラートリートメント(除染性染毛料)とは、染料が入ったトリートメントのことです。
継続してカラートリートメントを使うことによって、徐々に髪の表面が着色されていきます。
着色能力は低いですが、トリートメントである分、他のカラーリング方法よりも髪へのダメージを抑えられます。
ブリーチ(脱色剤)
ブリーチ(脱色剤)は、メラニン色素を分解し、髪を脱色するカラーリング方法です。髪に使用するヘアカラー剤の中では、最も刺激の強いものになっています。
そのため、髪へのダメージが強く頭皮がヒリヒリする方も少なくありません。
ヘアカラーが髪や頭皮に及ぼす影響
主なヘアカラーの影響は下記の2つが挙げられます。
- 髪質の悪化
- 頭皮環境の悪化
これらが実際にどのような影響を及ぼすか、具体的に解説していきます。
髪質の悪化
ヘアカラーは、髪の毛を守る役割のあるキューティクルを強引に開き、内部に薬剤を流し込むため、髪質の悪化に繋がります。
キューティクルがダメージを受けると、髪の水分や必要な栄養素が内部から漏れ出てしまい、栄養不足になってしまうのです。
ダメージが蓄積されていくと、髪のハリやコシがなくなったり、髪が細くなったり、切れ毛になったりします。その結果、髪のボリュームが無くなり薄毛やハゲに見えてしまうこともあるでしょう。
頭皮環境の悪化
ヘアカラー剤が頭皮に付着してしまい、頭皮や毛穴に対して強い負担がかかり、炎症を起こす恐れがあります。
ブリーチをした時に、頭皮がピリピリするのが分かりやすい例です。
頭皮に薬剤が残ってしまうと、頭皮環境は悪化しやすいです。外部の刺激から頭皮を守るバリア機能が低下すると、頭皮が乾燥や炎症を引き起こしてしまいます。乾燥や炎症が起きると、バリア機能は頭皮の異常を検知して皮脂を過剰に分泌します。その結果、過剰な皮脂が毛穴詰まりの原因となり、薄毛・ハゲ・抜け毛に繋がってしまうのです。
ヘアカラーで薄毛・ハゲ・抜け毛は起こる?関係性は?
ヘアカラーは薄毛やハゲ、抜け毛の原因になるのでしょうか。結論としては、ヘアカラーをしたから薄毛になる、ハゲる、抜け毛になるということはありません。
しかし、前述したとおり、髪質や頭皮環境の悪化を引き起こす可能性があります。これにより、薄毛やハゲ、抜け毛に繋がるということは考えられ、間接的な原因にはなり得るのです。
もちろん、遺伝的な要因やホルモンバランスの乱れ、血行不良による栄養不足なども関係してきます。人によっては、そこまで悪影響を及ぼさない場合もあります。
一概に因果関係があると断言はできませんが、あくまで間接的に引き起こされてしまう可能性もあると覚えておきましょう。
ヘアカラーによる髪や頭皮へのダメージを抑えるには
オシャレのためにヘアカラーしたいものの、髪や頭皮へ悪影響は与えたくないものです。ヘアカラーをする際、ダメージを抑えるために意識すべき2つのポイントがあります。
ヘアカラーをする際はこれらを意識してみると良いでしょう。
自分でヘアカラーをしない
自分でヘアカラーをするのは手軽で簡単ですが、綺麗に染めることは至難の業です。また、ヘアカラー剤も頭皮に付きやすく、市販のカラー剤は刺激の強さも分かりにくいです。
美容院でヘアカラーをしてもらうと、自分でやるよりも仕上がりが綺麗にできます。美容師であれば、日々ヘアカラーもしているので薬剤も丁寧に落としてくれます。美容院によっては、あなたに合うヘアカラー剤を選んでもらうこともできるでしょう。
そのため、自分でヘアカラーをするのは控え、美容院へ行くべきだと言えます。
適切なヘアケアを行う
ヘアカラーをするとカラー剤が頭皮に残ってしまいます。どんなに気を付けてシャンプーをしても、残留ケミカルを全て落とすことは難しいでしょう。
ですので、その後のヘアケアが大事になってきます。詳しいヘアケアについては、これから解説していきます。
ヘアカラーを行ったらやるべきヘアケア方法
ヘアカラーをする際に、やるべきヘアケア方法を3つ紹介します。これまで何もしてこなかった方は、ぜひここで紹介するヘアケア方法を実践してみてください。既にヘアケアを行っている方も、やり方を見直すきっかけにしてみてください。
酵素ケアを行う
酵素ケアとは、酵素の力で頭皮環境を整えるヘアケア方法です。シャンプーの後に酵素ローションを塗布し、頭皮マッサージを行うように頭全体に浸透させるというものです。
酵素ケアによって頭皮環境を整えることで、頭皮に残った薬剤のほとんどを落とすことができ、髪へのダメージを防ぐことが可能です。
加えて、髪質改善の効果も期待できます。酵素ケアについては、下記の記事に詳しく書いてあるのでぜひご覧ください。
▶ 酵素で美しい髪と頭皮を保つ!酵素ケアの方法やおすすめされる理由
enz-SQ
酵素ケアにおすすめの酵素ローションが、IBC株式会社が開発した酵素ローション「enz-SQ」です。
enz-SQは、酵素の力で実年齢より若く見える頭をつくります。加齢により不足する酵素を外部から補い、頭皮の毛穴に詰まった老廃物(過酸化脂質)を洗い流し、残留ケミカルを除去します。
enz-SQについて、詳細は下記のページをご覧ください。
トリートメントを使う
ヘアケアに欠かせないのがトリートメントです。トリートメントを使うことで、補修成分が髪内部に浸透します。外部から栄養を補うことで、髪質改善の効果が期待できます。
トリートメントには、洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントの2つがあります。また、様々な形状のトリートメントがあり、オイルやクリーム、ミスト、ミルクなどがあります。
どのようなトリートメントを選べば良いか迷ってしまいがちです。選び方については、下記の記事で詳しく解説しているので、こちらも合わせてご覧ください。
▶ トリートメントの選び方!髪の悩み・成分・種類・の観点からご紹介!
MOIST PACK
ヘアカラー対策のトリートメントとして、ぜひ「MOIST PACK」をお試しください。
MOIST PACKは、スキンケアと同じグレードの乳液をベースにした保湿マッサージクリームです。
加齢により失われた水分保持機能を補い、うねりなどの髪質を改善します。毛母細胞を整え、頭皮のターンオーバーも促進します。
MOIST PACKについて、詳細は下記のページをご覧ください。
ヘアカラー後の髪をケアするシャンプーを使う
市販のシャンプーの中には、ヘアカラー後に使うのに適したヘアケア用のシャンプーがあります。
ヘアケア用のシャンプーは、ヘアカラーで傷んでしまった髪に対し、髪の毛と同じ成分が配合されており、キューティクルを補修します。ヘアケアと同時に色落ちを軽減させる効果もあるシャンプーが開発されているのです。ヘアケア用のシャンプーの利用も検討してみましょう。
ヘアカラー以外のカラーリングも検討しよう
前述したとおり、ヘアカラーよりもヘアマニュキアやカラートリートメントの方が、髪や頭皮への負担が少ないです。
髪に気を遣っている方、ダメージをなるべく抑えたいという方は、ヘアマニュキアやカラートリートメントを検討してみるのも良いでしょう。
ヘアカラーのリスクを理解してヘアケアを徹底しよう
ヘアカラーとは何か、薄毛や抜け毛、ハゲとの関係性について解説してきました。ヘアカラーで直接的に、薄毛や抜け毛、ハゲに繋がることはありませんが、髪や頭皮にダメージを与え、間接的な原因になりかねません。
ヘアカラーが及ぼす影響を理解し、正しいヘアケアを行うのが大切です。ヘアカラー以外のカラーリングも検討し楽しくおしゃれなヘアカラー生活を楽しみましょう。
IBC株式会社では、いつまでも変わらない容姿をサポートするためにPremushブランドを立ち上げました。酵素を活用し、これまでにないアンチエイジングを提供しています。ぜひ本サイトから商品ページもご覧ください。
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- はげ・薄毛 2023.07.01 10代・20代の若ハゲの原因と対策!なる人の特徴や前兆についても解説 10代、20代の若ハゲでよくある2つの原因 10代や20代の若ハゲでよくある原因は一言で言うと”脱毛症”です。 脱毛症は、男性ホルモンの影響によるAGA、精神的ストレスなどから来る円形脱毛症や抜毛症などの脱毛症があります。 それぞれについて解説していきます。 男性ホルモンの影響による”AGA” 「AGA」とは、AndroGenetic Alopecia(アンドロジェネティック アロペシア)の頭文字を取った略称で、主に男性ホルモンの乱れの影響によって若ハゲが進行してしまうものです。 髪の毛が生える正常なヘアサイクルは、成長期から退行期、休止期を経て自然に抜けるものです。これが男性ホルモンにより、成長しきらずに抜けてしまうことがAGAの症状です。 日本人男性の3人に1人がAGAと言われているほど、進行に差はあれど多くの方が悩んでいます。 ストレスなどによる”脱毛症” AGAは脱毛の一種ですが、男性ホルモンではなくストレスなどの精神的な影響によって別の脱毛症にかかってしまう場合もあります。 10円玉から500円玉くらいの大きさの範囲で髪が抜ける円形脱毛症、ついつい自分で髪を抜いてしまう抜毛症などがあります。 人間関係や仕事など様々な要因でストレスが発生し、それによって発症します。 若ハゲになる人の3つの特徴 若ハゲになる人にはいくつかの特徴があります。下記に当てはまっていないか確認してみてください。 親がハゲている 日々たくさんのストレスを抱えている 生活習慣が乱れている 親がハゲている 親がハゲている場合は、遺伝によってAGA体質が受け継がれている可能性が高いです。 若ハゲで悩む方の多くはこのパターンが多いと言えます。 父や祖父がハゲている場合は自身も同じで、毛根がホルモンの影響を受けやすい、頭皮の活性酸素の量が多い、体の抗酸化力が弱いなどの特徴を遺伝で受け継いでいます。 日々たくさんのストレスを抱えている 対人関係が上手くいかない、仕事量が多く理想の生活を贈れていないなど、ストレスの要因は人それぞれです。 これらのストレスによって、頭皮への血の巡りが悪くなり血行不良になりえます。血行不良により、栄養が行き届きにくくなり、若ハゲを促進させてしまいます。 生活習慣が乱れている 生活習慣も若ハゲに大きく関係してきます。夜更かしが多く7時間の睡眠が確保できていない、ファーストフードばかり食べて食事のバランスが崩れている、デスクワークばかりで全く運動していない、飲酒喫煙が多いなどが挙げられます。 自分は若ハゲ?若ハゲか見分ける前兆・サイン なんとなく気になっているものの、自分が本当に若ハゲかどうか分からないという方もいるでしょう。 ここでは若ハゲの前兆を挙げているので、自分が当てはまっていないか確認してみましょう。 頭頂部(つむじ)が薄くなっているか 頭頂部には髪の毛のが生える中心である「つむじ」がありますよね。 若ハゲの前兆として、髪の毛が細く薄くなることで頭皮が透け、つむじが渦を巻く形ではなく直線の形になります。 「O字ハゲ」とも呼ばれ、透けている皮膚が赤く変色することもあります。 前髪の生え際が薄くなりM字になっているか 前髪を書き上げた際にこめかみ付近の髪が後退し、中心だけが残っていませんか? いわゆる「M字ハゲ」も若ハゲの前兆です。 左右の生え際が指2本分後退していたら要注意です。おでこが広くなってきたと感じている方も注意しましょう。 抜け毛が増えてきたか 人は1日100本程度は自然に抜けるものです。しかし、明らかな抜け毛の増加には注意が必要です。 朝起きたとき枕についている髪の量が増えた、シャンプーをするときに大量の髪の毛が抜ける、入浴後に体を拭いたタオルに抜け毛がたくさんついている…など、様々な場面で抜け毛は出ます。 このときに、以前と比べて大量の髪の毛が抜けていたら要注意です。 細毛・短毛が増えてきたか もともと髪の毛が細い/短いという場合は除き、昔は太かった/長かったという方で細毛や短毛になってきたという方は若ハゲの可能性があります。 頭皮環境の悪化などにより、負荷がかかってしまっています。進行することで、髪が薄くなったり、抜けるようになることで、若ハゲに見えてしまいます。 自分でできる若ハゲの対処方法5選 ここからは自身でできる若ハゲの対処方法について解説していきます。日常生活の中でできる方法なので、ぜひお試しください。 頭皮ケアを行う 頭皮環境を整えることで若ハゲの対策が可能です。 おすすめは酵素ローションで家で簡単ケアをすることです。 酵素ローションは、頭皮のサビを進行させる活性酸素を取り除く”抗酸化力”を整える効果が期待できます。これにより頭皮環境を整えることができます。 酵素ローション「enz-SQ」については、下記のページで詳しく解説しているので、ぜひこちらのページをご覧ください。 ▶ enz-SQ(エンザエスキュー) 酵素ローションの使用以外でも、ヘッドスパで頭皮マッサージを受けたりするのも良いでしょう。頭皮の血行が良くなる効果が期待できます。 正しくシャンプーを行う 頭皮に負担をかけないように正しくシャンプーを行うことも有効な対策です。 具体的な正しいシャンプーのやり方については、下記の通りです。 手やブラシを使って髪の絡まりを取る 髪を濡らしてゴミやホコリなどの汚れを落とす お湯で丁寧に髪を洗う シャンプーをつけてしっかり泡立てる 髪だけでなく、頭皮もマッサージするように優しく洗う しっかりと洗い流す ストレスを溜め込まない 日々の生活でストレスを溜め込まないことも対策の1つです。 立ちはだかる壁から逃げないことも大切ですが、目に見えて身体に悪影響が出ている場合は逃げるのも選択肢として考えた方が良いでしょう。対人関係でストレスがある場合は友人との付き合いを見直す、仕事でストレスがひどいようなら転職を考えるなどしましょう。 趣味などの自分の好きなものに没頭することもストレス発散になります。自分なりにストレスへの対処法を考えておくと良いでしょう。 日頃の生活習慣を改善する 若ハゲを良いきっかけと捉え、日々の生活を改善してみると良いでしょう。若ハゲ以外にも、健康上のメリットもたくさんありますよ。 睡眠不足の方は時間を捻出して最低7時間はしっかり寝るようにしたり、バランスの良い食事を心がけたり、飲酒喫煙を控えるなど、小さな努力の積み重ねによって若ハゲも改善していくでしょう。 発毛剤・育毛剤を使用する 発毛剤や育毛剤の使用も若ハゲ対策として有効です。薬局で市販されていたり、ネット通販でもたくさんの発毛剤・育毛剤が販売されています。 ただし、体に合う/合わないが分かれるので注意が必要です。合うものが見つかるまで色々と試すのも手です。 若ハゲをしっかり治すならAGA治療もアリ 自身でできる対策で若ハゲに向き合うのも良いですが、AGAクリニックで治療を受けることも有効です。 専門家があなたの若ハゲの進行状況を確認した上で、適切な治療を受けることができます。 自分で対策するのに自信が持てない、色々試しても上手くいかないという方は試してみると良いでしょう。 AGAクリニックにもよりますが、発毛プランだと月額1万円前後から数万円、予防プランだと月額数千円程度で受けられます。 オンライン診療を行っているクリニックもあるので、調べてみると良いでしょう。 若ハゲに関するよくある質問 ここでは若ハゲに関するよくある質問を記載しています。 若ハゲは本当にセルフケアで治せる? できないことはありませんが、遺伝的要素も大きいためなかなか難しいというのが実情です。 そのため、まずはお金をかけずに自分で対策して、中々改善されない場合はAGA治療へ行くことをおすすめします。 遺伝的な問題でも若ハゲ対策はできる? 遺伝子は生まれ持ったものなので変えられませんが、遺伝的なハゲの進行を遅らせることは可能です。対処法を行い、きちんと向き合って治療していけば、ハゲなくすることは難しくても対策はできます。 女性の若ハゲにはどう対処したら良い? 女性の若ハゲも男性同様に対処することが望ましいです。ただ、女性特有のFAGA(女性男性型脱毛症)やびまん性脱毛症などもあり、女性ホルモンも影響してきます。 ここに記載している対処法を実施し、改善が見込めない場合は女性専門のクリニックへ行くと良いでしょう。 若ハゲ対策をして年相応の髪に! 自分が若ハゲだとという事実で落胆してしまう方もいるでしょう。 若ハゲのことを考えすぎてストレスになってしまっても元も子もありません。 若ハゲは自身の努力によって対策は可能です。若ハゲにきちんと向き合い、年相応の頭になって生き生きとした過ごせるようになりましょう。
- はげ・薄毛 2023.06.29 ブリーチすると髪はハゲる?ちぎれる?ヘアケアのおすすめのやり方を解説! ブリーチとは?仕組みについて ブリーチとは髪の色素を抜くことです。ブリーチをした上でカラーリングをすることで、より発色のきれいなカラーリングを楽しむ方が多いのが一般的です。 ブリーチ剤の基材は過酸化水素とアンモニアです。アンモニアが髪の表面を保護しているキューティクルを開かせ、開いたキューティクルに過酸化水素が流れ込みます。 過酸化水素によって毛髪内部のメラニン色素を漂白することで、脱色します。 ブリーチによる髪への影響 過酸化水素とアンモニアが元になっているブリーチ剤ですが、髪にはどのような影響を与えるのでしょうか。具体的な影響について解説していきます。 ブリーチをする前に確認しておきましょう。 髪がハゲる、ハゲやすくなる ブリーチは髪がハゲる、ハゲやすくなる間接的な原因になり得ます。ハゲは遺伝的要素も多く、ブリーチをしたから絶対「ハゲる」というものではありません。 しかし、ブリーチによる頭皮へのダメージによって、ハゲやすい頭になってしまうのです。 頭皮は言うまでもなく、健康な髪を作る土台となります。頭皮にブリーチ剤がつくと酸化反応によりひりひりしたり、軽い火傷のような痛みを感じることがあります。 また、毛穴につまった場合、雑菌が繁殖し頭皮環境を悪化させることがあります。 土台が健康な状態でなくなると、そこで育つ髪にもその影響が現れます。髪が細くなったり、抜け毛・切れ毛が気になったり…。 これが「ブリーチをするとハゲる」と言われる所以です。 肝心なのはブリーチ剤を頭皮につけないことです。特に皮膚が弱い方は注意するようにしましょう。 髪がちぎれる(枝毛・切れ毛) ブリーチではキューティクルをこじ開け、髪内部のメラニン色素を脱色します。キューティクルははがれ、色素だけでなく髪内部のコルテックスを壊してしまいます。 コルテックスに保持されている成分や水分が流れ出すことで、髪の毛の内部はスカスカになります。 そうすることで、摩擦や引っ張る力に耐えられなくなり、枝毛・切れ毛になるのです。 通常、健康な髪はキューティクルが整っています。そして、毛髪内部にあるコルテックスという組織はタンパク質でできており、水分を保持する力を持っています。ブリーチによってこれを壊してしまうのです。 髪質が悪化する ブリーチによってキューティクルははがれ、毛髪内部の水分・油分などの栄養成分が流れ出すことで、髪の毛はスカスカの状態になります。この状態が髪質が悪化した状態です。 感触としては、潤いが失われることで、パサついてゴワゴワの手触りになります。 また、少しの刺激に耐えられなくなり切れ毛となるのです。さらに、頭皮へのダメージにより健康な髪が再生されにくい状態になる可能性もあります。 ブリーチで傷んだ髪は修復可能? 髪の毛は毛母細胞で作られ、それが押し出されて伸びてきます。この伸びた部分は死滅細胞であり、つまり「死んだ細胞」です。薬剤により一度傷ついた髪は完全修復することができません。修復できないため、もうこれ以上悪化させないことが大切になります。 ブリーチしたならやるべきオススメのヘアケア方法 ブリーチをした後に行うヘアケアとしては、下記がポイントになります。 頭皮・毛髪に残った薬剤をなるべく早く取り去る ダメージ部分を重点的にケアする 乾燥から髪を守る 刺激になることは避ける これらについて具体的に解説していきます。 頭皮・毛髪ケアで残留ケミカル除去 薬剤(ケミカル)はシャンプーだけでは取り切れず、頭皮と髪にしばらく残り続けます。 ブリーチ剤やカラー剤・パーマ液の匂いがしばらく消えなくて気になることはありませんか?それは薬剤が残っているからです。 残留ケミカルは2~3週間、髪と頭皮に残留することもあります。シャンプーだけでは取り切れない残留ケミカルは、なるべく早く取り除くことがケアの第一歩です。 そのために、酵素の力を活用した酵素ケアを行うことが大切です。具体的な酵素ケアのやり方については、下記のページで解説しています。こちらもぜひご覧ください。 ▶ 酵素で美しい髪と頭皮を保つ!酵素ケアの方法やおすすめされる理由 頭皮・毛髪ケアにおすすめのenz-SQ enz-SQは、加齢によって衰える抗酸化力を、外部から補修することのできる酵素ローションです。酵素の力で残留ケミカルに反応し分解、取り除くことができます。 また、老化物質である活性酸素や毛穴につまった老廃物を取り除く効果もあります。詳しくは下記のページをご覧ください。 ▶ enz-SQ(エンザエスキュー) トリートメントでダメージ補修 トリートメントは髪の内部の補修とともに、髪の表面(キューティクル)を補修します。 髪内部の水分と油分のバランスを整え、傷ついたキューティクルを修復する働きがあります。ブリーチ後のパサつきを改善し、柔らかくツヤのある髪へと導きます。 トリートメントの使い方としては、 シャンプー後の髪に適量をつけます。少しの時間おいたり、ホットタオルで包み加温するのも効果的です。 トリートメントにおすすめのMOIST PACK MOIST PACKは「頭皮と髪」のためのパック剤です。スキンケアグレードのベースクリームに抗酸化酵素や植物由来の保湿成分を配合しています。 一般的なトリートメントは髪のためのもので、頭皮のケアはできません。「頭皮に付着させないように…」と明記されているものもあるほどです。ですが、MOIST PACKは頭皮のケアに着目した処方です。潤いを与え弾力のある頭皮へと導きます。健康な頭皮に健康な髪が育ちます。 詳細については、下記のページをご覧ください。 ▶ MOIST PACK(モイストパック) ヘアオイルで乾燥予防 ブリーチ後の髪は、髪内部の水分・油分が抜け出し乾燥した状態にあります。ヘアオイルは髪表面の保護をすると同時に、髪内部の水分・油分バランスを整え髪の潤いを逃がさない効果があります。 また、ドライヤーの熱から髪を守ることも効果の1つです。髪にツヤ・潤いを与え、なめらかな髪質へと導くヘアオイルを上手に取り入れたいですね。 ヘアオイルでヘアケアをするには、まずは適量を手のひらにとり両手に馴染ませます。 パサつきが気になる毛先からつけ始め、髪の真ん中あたりまで優しく揉みこむようにつけます。 頭皮の近くにオイルをつけると皮脂の分泌もありべたつくことがあるので、真ん中から毛先につけると良いでしょう。 ヘアオイルにおすすめのPURE ESSENCE OIL PURE ESSENCE OILはECOCERT(国際有機認証期機関)認証のスクワラン(植物性)・ラベンダー油・ティーツリー油・ローズマリー油などに、ビタミンC誘導体・ビタミンEをブレンドしたオーガニックエッセンスオイルです。 天然植物から抽出したオイルを使用しているため、お肌や頭皮・髪に優しく、べたつきがなくさらっとした使い心地が特徴です。髪に自然なツヤを与え、手触りがなめらかになる効果が期待できます。また、ドライヤーの熱や紫外線から髪を守ることもでき、健康な髪へと導くでしょう。 ▶ PURE ESSENCE OIL(ピュアエッセンスオイル) 刺激から髪を守る ブリーチ後の頭皮と髪は傷ついています。少しの刺激で悪影響を与えることもあります。 入浴時のシャンプーは優しく丁寧に行い、しっかりとすすぐことを意識しましょう。 タオルドライをするときは、優しく包んで水分を拭き取ります。ゴシゴシ拭くと摩擦によるダメージを受けてしまうので要注意です。 高温のドライヤーやヘアアイロンで乾かすと、熱によるダメージが髪に負担をかけます。前述したヘアオイルでのケアや、そもそも使い過ぎに注意しましょう。 また、日常生活だと、紫外線が髪へダメージを与えます。帽子をかぶる、日傘を差す、なるべく日陰を歩くなどの対策をするのがおすすめです。 ブリーチの後のヘアケアを適切に行おう 薬剤を使って脱色するブリーチについて、髪や頭皮に与える影響、その後のヘアケア方法を解説しました。 なりたい髪色・きれいな発色を目指してブリーチをする方も多いでしょう。せっかく好みのカラーになっても、ダメージを受けたままの髪だと美しさも半減。 適切なケアを取り入れることでより美しい髪・髪色を手に入れましょう。 IBC株式会社では酵素の力で老化とダメージに対抗する商品をご案内しています。いつまでもかわらない容姿「髪」は健康な頭皮から。年齢とともに減少する体内酵素を外面から補う商品をご提供しています。ここでご紹介した商品以外にも取り扱っているので、ぜひ商品ページからご覧ください。
- はげ・薄毛 2023.06.29 つむじはげの基準はどこから?見分け方や原因、対策方法も解説! つむじはげとは?特徴について 人の頭頂部にはつむじがあります。人によって2つ以上あったり場所の違いはあります。漢字では「旋毛」と書き、ぐるぐるとまわっている毛という意味で、渦巻いています。 つむじはげとは、つむじ部分が細毛・短毛になり、地肌が目立ち始める症状です。つむじ部分の髪の毛が直毛に近くて渦がみられなくなった場合も、つむじはげになってきたというサインなのかもしれません。 つむじはげになるのは男性/女性?高齢/若齢? つむじが薄くなってしまうのは、中年以降の男性だけではありません。若者も女性にもその可能性はあります。 女性の場合、ポニーテールなど引っ張り続けている髪型を長い期間続けると、「牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)」の症状を起こしてしまいます。 これは、皮膚が炎症を起こして髪の毛が抜けてしまう病気です。エクステ(エクステンション・付け毛)などをすることも、頭皮に大きな負担を掛けています。出産後に抜け毛が多くなる場合もありますが、これは女性ホルモンの変化によって起きると言われています。 他にも、睡眠不足や運動不足、飲酒喫煙などの生活習慣からストレスがかかり、若者でもつむじはげになる可能性はあります。 このように、つむじはげは男性だけがなるものではなく、女性や若者でもなる可能性があるものなのです。 つむじはげの基準はどこから?見分け方 自分がつむじはげなのか気になる方もいるでしょう。ここからはつむじはげの基準について、どのようにして見分けるのか解説していきます。 地肌が赤っぽい、茶色っぽい 健康な頭皮は、青白い色をしています。地肌が赤っぽい場合は、血行が悪くなり十分な血液が髪に行き渡らない状態です。茶色っぽい場合は、皮脂が過剰に分泌して頭皮が汚れ、毛穴詰まりを起こしています。頭皮の血行は非常に悪くなっている状態です。 これらの状態はつむじはげの可能性があります。頭皮の地肌の色によって、つむじはげかどうかを見分ける基準になります。 毛が細く短く地肌が透けている 髪の毛全体が細い方は、生まれつきの毛質で問題はありません。しかし、頭頂部のつむじ周辺の髪の毛だけが、短く、細く、地肌が見える場合は、なるべく早く対策を講じた方が良いでしょう。 つむじが渦巻いておらず毛が真っすぐ つむじ付近の髪は、長さに関係なく左右のどちらかに渦を巻くように外に向かって生えています。つむじはげの人の髪は、渦を巻いていなくて直線的に流れているように見えます。 つむじはげになってしまう原因 つむじはげの特徴については前述の通りですが、そもそもなぜつむじはげになってしまうのでしょうか。ここからは、つむじはげになってしまう原因について解説していきます。 AGA(男性型脱毛症) AGAとは、成人男性が発症する進行性の疾患です。 男性ホルモンの中のひとつが、リダクターゼという物質と結びつき、毛母細胞の成長を阻害して、ヘアサイクルを短くしてしまうのです。髪の毛は、細く頼りなく短いまま抜けてしまいます。 医学的な治療をすることで、進行を食い止めることができると言われています。 しかし、何もしないと進行し続けてしまうので適切な処置が必要です。 FAGA(女性型脱毛症) FAGAは、女性が発症するAGAと同じ疾患です。 女性ホルモンの中には「エストロゲン」という物質があります。エストロゲンは、頭皮の血流を良くして髪の毛の成長を助けます。そして、男性ホルモンが過剰にならないように抑えてくれる役割をしてくれます。 年齢を重ねて行くとそのエストロゲンが減少してしまいます。そして、AGAと同様にヘアサイクルが短くなり、髪の毛が抜けてしまうのです。こちらも医学的な治療を受けることが大切です。 出産後に髪が抜けてしまうことがありますが、こちらの症状は女性ホルモン中の「プロゲステロン」という物質が減少してしまい、髪の成長期が短くなってしまうからです。このプロゲステロンのおかげで、女性のヘアサイクルは男性よりも1年くらい長いと言われています。 円形脱毛症 円形脱毛症は、ある日突然、一度にごっそりと抜けてしまう病気です。毛髪だけでなく、まゆ毛や体毛などが抜けてしまうこともあります。 原因は大きなストレスや過度なダイエット、皮膚病や内臓の病気などが考えられます。 頭皮環境の悪化 カラーやパーマ後の頭皮と髪の毛には、使用した薬剤がたくさん残っています。これを「残留ケミカル」と言います。施術後、早く除去することが頭皮環境には大切です。 皮脂、ホコリ、汚れなどが付いたまま長時間放置しておくことは、髪の毛と頭皮には悪影響です。 生活習慣の乱れ 睡眠不足・運動不足・喫煙などの生活習慣の乱れも、頭皮に影響を与えます。血流の流れが悪くなるため、頭皮まで血液が行き渡らなくなるためです。 睡眠においては、質と時間が大切です。スマホから出るブルーライトは、良い睡眠を阻害すると言われています。 運動不足は、血流の流れを滞らせて、頭皮へ十分な血液を流せなくなります。 タバコを吸うことで、ビタミンCは分解されてしまいます。ビタミンCが作用しない血管は収縮してしまい血液の流れを悪くします。 過度の飲酒も生活習慣を乱す一因です。アルコールは肝臓で分解され、その際にたくさんのアミノ酸が使われます。アミノ酸は髪の毛を作るためには必要なので、不足すると健康な髪の毛が作られなくなってしまいます。 ストレスも頭皮に影響を与えます。ストレスとは外部からの刺激で体内に生じる反応のことです。 受けた刺激を体内で処理できれば良いのですが、できない場合に様々な症状があらわれてしまいます。社会的・心理的な要因が大きな影響を与えている場合が多いです。ストレスによって自律神経が乱れてしまいます。 つむじはげの対策 それでは、つむじはげの対策としてはどのようなことをすれば良いのでしょうか。ここからは対策について具体的に解説していきます。 つむじの状態別におすすめの対策についてまとめました。まずは下記をご覧いただき、自身に合う対策を行うようにしましょう。 頭皮がベタつく→頭皮ケア、生活習慣の改善 頭皮の色が黄色や赤色になっている→AGAのクリニックを受診 つむじ周辺だけ短い毛が多い/髪が生えてこない→AGAのクリニックを受診 頭皮ケアを行う 頭皮がベタつく方には、頭皮の環境を整える頭皮ケアがおすすめです。 正しく洗髪をした後に、頭皮ケアを行います。ここでは、人の体の中にある酵素と同じ成分を配合したenz‐SQ(酵素ローション)を使った酵素ケアのやり方をご紹介して頭皮の汚れを取り除いていきます。 正しい洗髪と頭皮ケアの手順 髪をブラシでほぐす(シャンプーをする時に髪が絡まらないようにするため) ぬるま湯で髪の汚れをしっかり落とす(予洗い) 適量のシャンプーを手の平に取り、お湯を少し加えて髪の載せる 指の腹を使って頭皮を洗う シャンプー剤が残らないようにすすぐ enz-SQを地肌に直接スプレーして、指の腹や頭皮ブラシでマッサージする 泡を洗い流す コンディショナーを使う場合は、enz-SQで頭皮ケアを行ってからにしましょう。enz-SQについては後ほど詳しくご紹介します。頭皮ケアの正しいやり方については、下記のページで解説しているので、こちらも併せてご覧ください。 ▶ 頭皮ケアの正しいやり方は?必要性やおすすめのヘアケアアイテムもご紹介! 生活習慣を改善する 生活習慣の改善もつむじはげの対策になり得ます。栄養を考えた食生活・適度な運動・十分な睡眠など、生活習慣を改善していくと、血流がよくなり髪の成長に必要な栄養を頭皮に届けることができるようになります。 東洋医学では、髪の毛のことを「血余(けつよ)」と言います。髪の毛は血液からできているということです。 質のよい血液が頭皮まで届けられれば健康な髪の毛が育ち、質の悪い血液だと十分に育つことのできない髪の毛になってしまいます。 主な改善点をいくつかお伝えしていきます。 十分な睡眠時間を確保する 理想の睡眠時間は6~8時間と言われていますが、年齢や生活内容などで変わってきます。寝る寸前までのスマホ操作は、ブルーライトの影響があるので控えた方が良いでしょう。 日中は体を動かして、夜は入浴でリラックスすると、質のよい睡眠が取れます。ただし、寝る直前ではなく1時間くらい前に済ませておくことが望ましいです。 バランスの良い食事を心がける 好きなものばかりの偏った食事ではなく、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルの五大栄養素が摂取できる食事にしましょう。 和食の基本“一汁三菜”(ごはん・汁物・主菜・副菜2品)が理想的です。 喫煙・飲酒を考える タバコは、頭皮にも髪の毛にも悪い影響しか与えません。喫煙で発生した活性酸素を無害化するため、体はビタミンCをたくさん消費してしまいます。 飲酒は、ある程度であれば血行を良くしたりストレス解消することができます。しかし、毎日多くのお酒を飲むことは控えましょう。 肝臓を休ませる“休肝日”を設けて適量に抑えることがおすすめです。 クリニックで治療を受ける AGAやFAGA、円形脱毛症の場合、自身の努力では治せない場合が多いです。 その場合は専門のクリニックで治療を受けることをおすすめします。気づいていない病気の進行によるものである可能性も考えられますので、きちんと診察してもらうようにしましょう。 植毛する どうしても改善されない場合は植毛するのも1つの方法です。植毛には自毛植毛と人工植毛の二種類があります。 自毛植毛は、手術後に定着すれば半永久的に生えてくるそうです。人工か自毛か、そして植毛する範囲によってもかかる費用は変わってきます。 enz-SQでつむじはげ対策の頭皮ケアを! enz-SQは活性酸素分解酵素を配合した、新発想のエイジングケアローションです。私たちの体の中にある“カタラーゼ”酵素と同じ成分の酵素を配合しています。シャンプーでは取り切れなかった毛穴に詰まった老廃物や、ヘアカラー・パーマの残留ケミカル(施術で使用した薬剤の残り)を取り除き、健康な頭皮を作っていきます。配合されている“ヘマチン”(血液成分)は、毛母細胞に働きかけて、頭皮の血行を改善する働きがあります。 enz-SQについての詳細は下記のページをご覧ください。 ▶ enz-SQ(エンザエスキュー) つむじはげの対策をして若々しさを取り戻す! つむじをしっかり観察して、頭皮と髪の毛の状態を確認してみてください。毎日の生活習慣を見直し、きちんと頭皮のお手入れをしっかりしていくことで、健康な髪の毛を取り戻して、若々しく過ごすことができると思います。 IBC株式会社では、様々なアンチエイジングケア商品を提供しています。元々はサロン専売品でしたが、多くの方の手に届いてほしいという願いからWeb販売も開始しました。気になる方は、ぜひ商品ページもご覧ください。
- はげ・薄毛 2023.06.29 抜け毛の原因は?対策や予防、おすすめのヘアケア アイテムもご紹介! 抜け毛のメカニズム 髪の毛は生えてから抜けるまでの周期があり、これをヘアサイクル(毛周期)と言います。 ヘアサイクルは、成長期から退行期、退行期から休止期へと移行します。 成長期では、頭皮の下にある髪の毛をつくる細胞や組織がはたらき、髪の毛が生えてきます。 そして2~6年ほどかけて髪の毛が長くなっていきます。これは髪の毛全体の85~90%にあたります。 退行期では、髪への栄養をコントロールする毛乳頭細胞が、髪の毛を成長させる毛母細胞から離れ始めます。 そうして、髪へ栄養が届きにくくなって髪が退行していきます。これは髪の毛全体の1%程度にあたります。 休止期では、栄養が行き届かなくなり、髪の成長が完全に止まります。3~6か月で髪が抜け落ちます。これは髪の毛全体の10~20%にあたります。 男性の抜け毛と女性の抜け毛 男性と女性で抜け毛は異なります。 男性は男性ホルモンによって、成長期に髪が成長しきらずに短いまま抜けていく傾向があります。 女性は女性ホルモンによって、成長期を維持して太くて長い毛をつくりますが、加齢や出産などによってホルモンバランスが乱れます。そこから個人差がありますが、髪が細くなって薄毛に見えたり、抜け毛が増えたりという症状が現れる傾向があります。 男性か女性かで抜け毛や薄毛の傾向は異なりますが、適切なヘアケアが必要だということは変わりありません。症状に応じて、適切なヘアケアを行うことが大切です。 正常な抜け毛とマズイ抜け毛 抜け毛のメカニズムを解説した通り、人間の髪の毛はヘアサイクルによって自然と抜けていくものです。 ここでは、正常な抜け毛とそうでない抜け毛について解説していきます。 正常な抜け毛 1日に抜ける本数が100本程度であれば正常な抜け毛です。 頭髪は約10万本と言われており、その中で10~20%ほどが休止期です。そこから毛が抜けているのです。 マズイ抜け毛 下記に当てはまる抜け毛は正常な抜け毛ではない可能性があるので、注意が必要です。 1日に100本程度ではなく大量に抜けてしまう 少し引っ張っただけでも髪がたくさん抜けてしまう 抜けた毛が細い 髪の毛の色が全体的に白っぽい よくあるマズイ抜け毛の原因8選 抜け毛の原因は様々です。ここからはよくある抜け毛の原因をご紹介します。今の自分に当てはまっていないか確認してみてください。 なお、ここでご紹介しているのは”正常ではないマズイ方の抜け毛”の原因となります。 頭皮や髪の毛へのダメージ 頭皮や髪に外部から受ける刺激として、紫外線が挙げられます。髪の毛はタンパク質でできており、紫外線によってタンパク質の結合が切れて、抜け毛の原因になってしまいます。抜け毛以外にも、パサつきや乾燥など髪質悪化の原因にもなりかねません。 ホルモンバランスの乱れ 抜け毛にはホルモンバランスが大きく関係しています。ホルモンバランスは、ストレスや生活習慣の乱れなど様々な要因で乱れます。 また、女性の場合では、出産や閉経などによってもホルモンバランスが乱れることもあります。 生活習慣の乱れ 偏った食事や過度なダイエットによって、栄養のバランスが崩れ、頭皮に栄養が行き届きにくくなってしまいます。そうすることで、髪の毛が成長しきれずに抜け毛となってしまいます。 また、生活の中でストレスを感じたり、睡眠時間が足りていないとホルモンバランスも乱してしまいます。 飲酒・喫煙 適度な飲酒は問題ありませんが、お酒の飲みすぎ、タバコの吸い過ぎは悪影響を及ぼします。 血行の悪化につながり、頭皮への栄養を阻害し、ヘアサイクルを乱してしまいます。 髪型 髪型も抜け毛の原因になります。たとえば、ポニーテールなどの髪を強く縛るような髪型にすると、当然髪に負担がかかります。人間の髪の毛は束になると強い負荷でも耐えられますが、その分傷ついてしまうのです。 薬剤 ヘアカラーやパーマ、整髪料によって髪や頭皮に薬剤が付着します。シャンプーでしっかり洗い落とせればよいものの、これがなかなか落ちないのです。 気づかぬうちに髪がダメージを受けて、抜け毛の原因となってしまいます。 加齢よる老化 歳を重ねることによって、活性酸素が増え、頭皮の皮脂から過酸化脂質が多く発生するようになります。これにより、髪を形成する毛母細胞の機能が低下したり、頭皮の血行が悪くなり栄養が届きにくくなります。 老化によって抜け毛が増えてくるのは自然なことですが、アンチエイジングを行わないと、髪が急速になくなりより老けて見えてしまいます。 病気 急な抜け毛は病気の可能性もあります。男性の場合はAGA(男性型脱毛症)に悩む方が多いものです。女性でもFGAG(女性男性型脱毛症)といって、男性のAGAと同じ症状が出る方もいます。 また、円形脱毛症などで抜け毛が増えてしまっていることも考えられます。 病気については、それぞれで原因があるものですが、病院にかかるのも良い方法です。 抜け毛予防に効果的な対策5選 抜け毛の原因がすでに分かっている方は、原因を取り除くことを優先して考えましょう。これからの抜け毛が心配な方も、ここでご紹介する方法を試してみてください。 ヘアケアを行う 抜け毛対策としてヘアケアを行う習慣をつくりましょう。ヘアケアといっても様々ですが、オススメは抗酸化力を高めるアンチエイジングです。 後述する内容もアンチエイジングに該当しますが、アンチエイジング向けの美容化粧品を使用することも考えてみましょう。 たとえば、酵素を配合したローションやクリームを塗布して、アンチエイジングを行うことで、抜け毛の改善も見込めます。 頭皮マッサージを行う 頭皮マッサージでは、頭皮の血行を良くする効果が期待できます。頭皮の血行不良により、髪の毛に栄養が届かず、成長しきらずに抜けていく髪の毛もあります。それを防ぐためにも、頭皮環境を整える必要があるのです。 美容室のメニューに頭皮マッサージがあれば施術を受けてみたり、ヘッドスパ専門店に行ってみるのもう良いでしょう。 日焼け対策を行う 紫外線による抜け毛を防ぐためにも、日頃の日焼け対策はしっかりと行うようにしましょう。特に夏場は直射日光が激しいため注意が必要です。 日焼け止めを塗る、帽子をかぶる、日傘を差す、日陰を歩く…少しの心がけで抜け毛も改善されるかもしれません。 生活習慣を見直す 不規則な生活を送っている方は、まずは生活習慣を見直すことが大切です。 7時間程度は睡眠時間を確保するようにし、早寝早起きを心がけるようにしましょう。食事も糖質・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルといった5大栄養素をバランス良く摂れるように意識しましょう。和食の”一汁三菜(1つの汁物とご飯と肉や魚のメインディッシュ、副菜)”はバランスを重視した献立なので、食事に取り入れてみてください。 また、過度な飲酒喫煙も見直すようにしましょう。 ストレスをため込まない 日常生活や仕事の中で様々なストレスを抱えてしまうものです。自分なりのストレス対策を行うことも重要です。友人に愚痴を聞いてもらう、カラオケやスポーツなど趣味に没頭する、美味しいご飯を食べる…自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。 そもそもストレスを抱えてしまいやすい環境にいる場合は、転職をしたり、引っ越しをするなど環境を変えてみるのも良いでしょう。 抜け毛対策にオススメのヘアケア アイテム IBC株式会社が抜け毛対策の効果が期待できるのオススメのヘアケア アイテムをご紹介します。気になった方はぜひ商品詳細をご覧ください。 enz-SQ enz-SQは、酵素の力でアンチエイジングを行うローションです。老化によって減少した酵素を外部から補い、活性酸素を分解して無害な水と酸素に分解します。ヘアカラーやパーマなどによる残留ケミカルの除去も可能で、髪へのダメージを抑える効果が期待できます。 enz-SQについて、詳細は下記のページをご覧ください。 ▶ enz-SQ(エンザエスキュー) MOIST PACK MOIST PACKは、抗酸化作用により頭皮環境の改善が期待できるマッサージクリームです。配合成分であるカタラーゼは、活性酸素を分解し、細胞がサビる(酸化する)のを防ぎます。抗酸化作用でアンチエイジングができ、髪や頭皮の保湿が可能です。 MOIST PACKについて、詳細は下記のページをご覧ください。 ▶ MOIST PACK(モイストパック) アンチエイジングで抜け毛対策を! 抜け毛のメカニズムや原因、対策について解説してきました。年を重ねると老化現象により、どうしても抜け毛が増えてしまうものです。それでも、アンチエイジングを行うことで、抜け毛を減らすことは可能です。 抜け毛にお悩みの方は、ぜひここで紹介した抜け毛対策を取り入れてみてください。 IBC株式会社では、アンチエイジングについて長年研究し、酵素を用いたヘアケア アイテムを開発しました。元々はサロン専売品でしたが、一般の方にも手にとっていただけるよう、ネット販売を開始しました。ここでご紹介した商品以外にも様々な商品を開発していますので、ぜひご覧ください。
- はげ・薄毛 2023.06.29 細毛の原因は?髪を太くするための改善方法もご紹介! 細毛の原因は? 細毛の原因は大きく分けて5つです。そして、その多くは頭皮の栄養不足が関係している場合が多いのです。 加齢による老化 生まれつきな遺伝的要素 パーマやカラーによる薬剤 日常生活におけるストレス 生活リズムの崩れや偏食 それぞれについて詳しく解説していきます。 加齢による老化 細毛は老化現象の1つです。加齢することで、毛細血管が細くなり、頭皮に血液が行き届きにくくなります。 髪は頭皮の血液から届いた栄養によって、毛根にある細胞の働きにより髪が生えます。栄養が少なくなることで、その働きが弱くなり、細毛になるのです。 生まれつきな遺伝的要素 どうしようもない部分ではありますが、遺伝子も細毛と関係している大きな要素です。 両親の髪質が遺伝するため、細毛の髪質であれば自身も当然同じように細毛になります。後天的に細毛になった場合よりも改善は難しいと言えます。 パーマやカラーによる薬剤 パーマやカラーで使用する薬剤が頭皮に残ることで、頭皮へのダメージが蓄積し、細毛になってしまうことも原因の1つです。 シャンプーをしても残留ケミカルは除去しづらいため、きちんとヘアケアを行っていないと細毛やそれ以外の影響が出てきてしまいます。 日常生活におけるストレス 日々の生活や仕事などでストレスを抱えると、頭皮の血行が悪くなり、これも細毛に繋がります。 ストレスは自立神経を見出し、交感神経が活性化することで、筋肉が硬くなり、血行不良になってしまいます。 生活リズムの崩れや偏食 夜更かしなどで生活リズムが崩れたり、偏食などの食生活の乱れも細毛に関係してきます。 夜更かしや睡眠時間が短い場合、成長ホルモンの分泌が悪くなり、頭皮への栄養不足に陥りやすくなってしまいます。 食事のバランスでも、揚げ物ばかり食べるなど栄養に偏りが出ると同じように頭皮への栄養不足となります。 細毛・薄毛・軟毛・猫っ毛...それぞれの違いは? 細毛以外にも薄毛や軟毛、猫っ毛など、様々な髪質にお悩みの方がいますが、それぞれどのように異なるのでしょうか? 細毛は、1本1本の髪が細くなることです。見た目も髪が薄く頭皮が見えることで、老けている印象を与えてしまいます。 薄毛は、頭に生えている毛の数が少なることです。細毛と同様、頭皮が見えてしまうことで老けて見えてしまいます。 軟毛や猫っ毛は、柔らかい毛のことです。セットがしにくく、パーマもかかりにくかったりします。 このように、それぞれで意味合いが異なります。 髪に関するトラブルを改善する上で、自分はどのような症状なのかをまず見極めることが大切です。 髪の毛を太くする!細毛の改善方法 細毛を改善し、髪の毛1本1本を太くするにはどのようにすれば良いのでしょうか。 ここからは細毛の改善方法を4つご紹介していきます。 ヘッドスパで頭皮の血行促進 ヘッドスパでは、頭皮マッサージを行うことで頭皮の血行促進や気持ち良さによるストレス緩和などの効果が期待できます。 美容室で行われていることも多いので、ヘアカットなどを受ける際は一緒に頼んでみると良いでしょう。 また、マッサージ店でも行っていることもあります。中にはヘッドスパ専門店もあるので、調べてみてください。 栄養を補給できるシャンプー・トリートメントを使う 外部から栄養を補う形でシャンプーやトリートメントを使うことで、細毛の改善が期待できます。 重要なのはきちんと栄養が含まれていて、外部補修の効果があるかどうかです。シャンプーやトリートメントを購入する際には、成分や期待できる効果を確認するようにしましょう。 また、効果があっても自身の肌質に合わない場合は使用を控えるようにしましょう。 選び方については、下記の記事で解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。 ▶ シャンプーの選び方のコツ!髪質・肌質・お悩みごとに徹底解説! ▶ トリートメントの選び方!髪の悩み・成分・種類・の観点からご紹介! 適切な頭皮ケアを行う 頭皮環境を整えて、健康な毛が生えてくるようにすることが大切です。そのためには、適切な頭皮ケアを行うことが大切です。 頭皮はなるべく乾燥させないように、ヘアローションやヘアオイルなどを使用する、ドライヤーでしっかりと髪を乾かすなどの対策をしましょう。 また、頭皮をゴシゴシと強く擦るように洗ってしまうのもダメージの原因です。シャンプーを行う場合は、優しくマッサージをするように行いましょう。 規則正しい生活と食事 規則正しい生活と食事は細毛にはもちろん、その他の様々なヘアトラブルに対しても、髪以外の健康に対しても重要です。 睡眠時間は7時間程度は確保し、夜更かしはしない生活を心がけましょう。食事は栄養に偏りが出ないよう5大栄養素がバランス良く摂れるようなメニューにしましょう。和食の一汁三菜を意識することをオススメします。 また、ストレスがかからないようにすることも大切です。自分なりのストレス発散方法を身に着けて、ストレスをため込まないようにしましょう。 細毛の方におすすめのヘアケア アイテム 髪質改善のために長年研究を重ねてきた弊社がオススメする、細毛の方にオススメのヘアケア商品をご紹介します。 気になる方はぜひ商品ページもご覧ください。 enz-SQ enzSQは酵素とヘマチンを主成分とし、加齢によりもろくなった髪の内部構造を整え、頭皮の残留ケミカルを除去します。ヘアケアやヘアカラーを度々行う方にもオススメのヘアケア商品です。 enz-SQについて、詳細は下記のページをご覧ください。 ▶ enz-SQ(エンザエスキュー) RISE UP MIST'G RISE UP MIST'Gは髪の表面と内部から補修できるノンシリコンのブローミストです。細胞の間がスカスカになってしまった髪にボリュームアップをもたらします。細毛や薄毛など、ボリュームにお悩みの方にオススメの商品です。 RISE UP MIST'Gについて、詳細は下記のページをご覧ください。 ▶ RISE UP MIST'G(ライズアップミストジー) 細毛対策で若々しい頭に! 細毛になってしまう原因や毛を太くするための改善方法について解説してきました。細毛は見た目を老けさせてしまう一因です。ここでご紹介した方法を参考に、ぜひ対策してみてください。 IBC株式会社では、いつまでも若々しく見られるためのヘアケアアイテムを開発しています。サロン専売品だった商品を、一般の方にもお届けしやすいようホームページから販売しているので、ぜひ他の商品もご覧ください。
- はげ・薄毛 2023.06.26 ヘアカラーでハゲる?薄毛や抜け毛との関係性、人体(頭皮や髪)への影響は? ヘアカラーとは?仕組みについて ヘアカラーとは、名前のとおり髪を着色、脱色させることを言います。オシャレをしたり、白髪を隠すためにヘアカラーを行う方が多いです。 ヘアカラーの仕組みの前に、髪について知っておきましょう。髪の外側を覆っている部分をキューティクルと言います。 キューティクルの役割は、外部からの刺激などから、内部の水分やタンパク質を失うのを防ぐことです。また、髪の毛の色はメラニン色素という成分の種類と量で決まるとされています。 ヘアカラー剤は、キューティクルやメラニン色素などといった髪の成分と化学反応を起こし、髪を着色、脱色するような薬剤が配合されたものです。 このような仕組みでヘアカラー剤を利用して髪を染めます。 ヘアカラーの種類 ヘアカラーと言っても、様々な種類が存在します。ここでは、主に使われている以下の4つの種類について紹介していきます。 ヘアカラー(永久染毛剤) ヘアマニュキア(半永久染毛剤) カラートリートメント(除染性染毛料) ブリーチ(脱色剤) ヘアカラー(永久染毛剤) 一般的にヘアカラーと聞いて思い浮かべるのは、ヘアカラー(永久染毛剤)なのではないでしょうか。 ヘアカラーは、髪の毛のキューティクルを開いて薬剤を流し、メラニン色素と薬剤の化学反応で色を抜き、そこに好みの色のカラー剤を入れて着色する方法です。 髪の毛の内部から染めるため、しっかりと浸透させることができ、2~3か月ほど持続します。 しかし、ヘアカラー剤は化学反応を起こさせるほど刺激が強く、髪に負担がかかります。頭皮に付着すると、人によってはアレルギー反応を起こしてしまう可能性もあるので注意が必要です。 ヘアマニキュア(半永久染毛剤) ヘアマニキュア(半永久染毛剤)は、髪の表面をコーティングするように着色するカラーリングの方法です。 表面に着色するため、より彩度の高い色にすることができます。また、メラニン色素を脱色することがなく、髪へのダメージが小さくなるというメリットがあります。 その反面、ヘアマニキュアではメラニン色素は脱色されないので、黒髪の方はカラーリングする色が目立ちにくくなります。 さらに、ヘアカラーよりも色落ちがしやすいというデメリットもあります。 カラートリートメント(除染性染毛料) カラートリートメント(除染性染毛料)とは、染料が入ったトリートメントのことです。 継続してカラートリートメントを使うことによって、徐々に髪の表面が着色されていきます。 着色能力は低いですが、トリートメントである分、他のカラーリング方法よりも髪へのダメージを抑えられます。 ブリーチ(脱色剤) ブリーチ(脱色剤)は、メラニン色素を分解し、髪を脱色するカラーリング方法です。髪に使用するヘアカラー剤の中では、最も刺激の強いものになっています。 そのため、髪へのダメージが強く頭皮がヒリヒリする方も少なくありません。 ヘアカラーが髪や頭皮に及ぼす影響 主なヘアカラーの影響は下記の2つが挙げられます。 髪質の悪化 頭皮環境の悪化 これらが実際にどのような影響を及ぼすか、具体的に解説していきます。 髪質の悪化 ヘアカラーは、髪の毛を守る役割のあるキューティクルを強引に開き、内部に薬剤を流し込むため、髪質の悪化に繋がります。 キューティクルがダメージを受けると、髪の水分や必要な栄養素が内部から漏れ出てしまい、栄養不足になってしまうのです。 ダメージが蓄積されていくと、髪のハリやコシがなくなったり、髪が細くなったり、切れ毛になったりします。その結果、髪のボリュームが無くなり薄毛やハゲに見えてしまうこともあるでしょう。 頭皮環境の悪化 ヘアカラー剤が頭皮に付着してしまい、頭皮や毛穴に対して強い負担がかかり、炎症を起こす恐れがあります。 ブリーチをした時に、頭皮がピリピリするのが分かりやすい例です。 頭皮に薬剤が残ってしまうと、頭皮環境は悪化しやすいです。外部の刺激から頭皮を守るバリア機能が低下すると、頭皮が乾燥や炎症を引き起こしてしまいます。乾燥や炎症が起きると、バリア機能は頭皮の異常を検知して皮脂を過剰に分泌します。その結果、過剰な皮脂が毛穴詰まりの原因となり、薄毛・ハゲ・抜け毛に繋がってしまうのです。 ヘアカラーで薄毛・ハゲ・抜け毛は起こる?関係性は? ヘアカラーは薄毛やハゲ、抜け毛の原因になるのでしょうか。結論としては、ヘアカラーをしたから薄毛になる、ハゲる、抜け毛になるということはありません。 しかし、前述したとおり、髪質や頭皮環境の悪化を引き起こす可能性があります。これにより、薄毛やハゲ、抜け毛に繋がるということは考えられ、間接的な原因にはなり得るのです。 もちろん、遺伝的な要因やホルモンバランスの乱れ、血行不良による栄養不足なども関係してきます。人によっては、そこまで悪影響を及ぼさない場合もあります。 一概に因果関係があると断言はできませんが、あくまで間接的に引き起こされてしまう可能性もあると覚えておきましょう。 ヘアカラーによる髪や頭皮へのダメージを抑えるには オシャレのためにヘアカラーしたいものの、髪や頭皮へ悪影響は与えたくないものです。ヘアカラーをする際、ダメージを抑えるために意識すべき2つのポイントがあります。 ヘアカラーをする際はこれらを意識してみると良いでしょう。 自分でヘアカラーをしない 自分でヘアカラーをするのは手軽で簡単ですが、綺麗に染めることは至難の業です。また、ヘアカラー剤も頭皮に付きやすく、市販のカラー剤は刺激の強さも分かりにくいです。 美容院でヘアカラーをしてもらうと、自分でやるよりも仕上がりが綺麗にできます。美容師であれば、日々ヘアカラーもしているので薬剤も丁寧に落としてくれます。美容院によっては、あなたに合うヘアカラー剤を選んでもらうこともできるでしょう。 そのため、自分でヘアカラーをするのは控え、美容院へ行くべきだと言えます。 適切なヘアケアを行う ヘアカラーをするとカラー剤が頭皮に残ってしまいます。どんなに気を付けてシャンプーをしても、残留ケミカルを全て落とすことは難しいでしょう。 ですので、その後のヘアケアが大事になってきます。詳しいヘアケアについては、これから解説していきます。 ヘアカラーを行ったらやるべきヘアケア方法 ヘアカラーをする際に、やるべきヘアケア方法を3つ紹介します。これまで何もしてこなかった方は、ぜひここで紹介するヘアケア方法を実践してみてください。既にヘアケアを行っている方も、やり方を見直すきっかけにしてみてください。 酵素ケアを行う 酵素ケアとは、酵素の力で頭皮環境を整えるヘアケア方法です。シャンプーの後に酵素ローションを塗布し、頭皮マッサージを行うように頭全体に浸透させるというものです。 酵素ケアによって頭皮環境を整えることで、頭皮に残った薬剤のほとんどを落とすことができ、髪へのダメージを防ぐことが可能です。 加えて、髪質改善の効果も期待できます。酵素ケアについては、下記の記事に詳しく書いてあるのでぜひご覧ください。 ▶ 酵素で美しい髪と頭皮を保つ!酵素ケアの方法やおすすめされる理由 enz-SQ 酵素ケアにおすすめの酵素ローションが、IBC株式会社が開発した酵素ローション「enz-SQ」です。 enz-SQは、酵素の力で実年齢より若く見える頭をつくります。加齢により不足する酵素を外部から補い、頭皮の毛穴に詰まった老廃物(過酸化脂質)を洗い流し、残留ケミカルを除去します。 enz-SQについて、詳細は下記のページをご覧ください。 ▶ enz-SQ(エンザエスキュー) トリートメントを使う ヘアケアに欠かせないのがトリートメントです。トリートメントを使うことで、補修成分が髪内部に浸透します。外部から栄養を補うことで、髪質改善の効果が期待できます。 トリートメントには、洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントの2つがあります。また、様々な形状のトリートメントがあり、オイルやクリーム、ミスト、ミルクなどがあります。 どのようなトリートメントを選べば良いか迷ってしまいがちです。選び方については、下記の記事で詳しく解説しているので、こちらも合わせてご覧ください。 ▶ トリートメントの選び方!髪の悩み・成分・種類・の観点からご紹介! MOIST PACK ヘアカラー対策のトリートメントとして、ぜひ「MOIST PACK」をお試しください。 MOIST PACKは、スキンケアと同じグレードの乳液をベースにした保湿マッサージクリームです。 加齢により失われた水分保持機能を補い、うねりなどの髪質を改善します。毛母細胞を整え、頭皮のターンオーバーも促進します。 MOIST PACKについて、詳細は下記のページをご覧ください。 ▶ MOIST PACK(モイストパック) ヘアカラー後の髪をケアするシャンプーを使う 市販のシャンプーの中には、ヘアカラー後に使うのに適したヘアケア用のシャンプーがあります。 ヘアケア用のシャンプーは、ヘアカラーで傷んでしまった髪に対し、髪の毛と同じ成分が配合されており、キューティクルを補修します。ヘアケアと同時に色落ちを軽減させる効果もあるシャンプーが開発されているのです。ヘアケア用のシャンプーの利用も検討してみましょう。 ヘアカラー以外のカラーリングも検討しよう 前述したとおり、ヘアカラーよりもヘアマニュキアやカラートリートメントの方が、髪や頭皮への負担が少ないです。 髪に気を遣っている方、ダメージをなるべく抑えたいという方は、ヘアマニュキアやカラートリートメントを検討してみるのも良いでしょう。 ヘアカラーのリスクを理解してヘアケアを徹底しよう ヘアカラーとは何か、薄毛や抜け毛、ハゲとの関係性について解説してきました。ヘアカラーで直接的に、薄毛や抜け毛、ハゲに繋がることはありませんが、髪や頭皮にダメージを与え、間接的な原因になりかねません。 ヘアカラーが及ぼす影響を理解し、正しいヘアケアを行うのが大切です。ヘアカラー以外のカラーリングも検討し楽しくおしゃれなヘアカラー生活を楽しみましょう。 IBC株式会社では、いつまでも変わらない容姿をサポートするためにPremushブランドを立ち上げました。酵素を活用し、これまでにないアンチエイジングを提供しています。ぜひ本サイトから商品ページもご覧ください。